【カゲプロ】もっと足掻いて嘆けよ［クロハ］

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あのあと、みんなと夜ご飯を食べた。



キスマークはコノハのネックワォーマーを借りて隠した。


カノさんに「アツアツだねぇ〜…」なんて朝の様にいやらしくからかわれたけど。



A(よかった。 誰も気づいてないよね。)

あの黒猫はわたしの膝で寝息をたてている。



モモ「ウワァ！！ 可愛すぎですね！この猫ちゃん☆」

モモちゃんは興奮気味に目をキラキラさせて猫を見つめる。

マリー「名前、つけたの？」



A「ん。 そういえば…つけてないなぁ」

黒いサラサラした毛並みを撫でながら悩んでいると






コノハ「黒いから……『クロ』、とか…」


ヒョコっとコノハがソファーの後ろに顔を出した。





A「あ、コノハ、それいいかも！

じゃあこの子クロね」




カノ「何か……フツー」


エネ「何か……ありがち、ですね」





好き勝手に言い合うみんなをよそに、わたしは


賑やかなリビングをクロを抱えて出た。

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