no.71 ページ21
亜嵐side
店に戻ろうと歩いてたら、突然止まったAちゃん
不思議そうに見てると
A｢…今、カシャって音したよね。｣
｢え？なに？｣
すっごい小さな声で、今にも消えそうな声で呟いてて
なんで？写真撮ってるやつなんていなくね
こんな遅い時間に。
・
・
｢は？｣
Aちゃんが、振り向けば
嬉しそうに笑顔になる男
咄嗟にAちゃんを、俺の方に隠すようにして抱きしめた
あの顔をAちゃんに見て欲しくなくて。
これ以上、写真なんて取られてたまるかよって
それを見た、ニヤニヤしてた男の顔が形相をガラリと変えて
怒りの表情になる。
最愛の人でも失ったかのように
…ふざけんなよ。
気持ち悪い顔しやがって。
｢その画像消せ｣
『無理に決まってんじゃん』
｢てめぇ｣
腹が立って、キレそうにもなる
殴りかかってやりたいぐらいだけど、Aちゃんのこと離せないし
その男は満足そうな顔して去っていった。
…ふざけんなよほんと。
・
また、いつあいつが来るかわからねえ
｢あんな奴普通じゃねえよ｣
A｢…｣
何も話さなくなっちゃって。
さっきからずっと、微かに震えてて
俺のコートの裾を握りしめて
｢大丈夫？って大丈夫じゃないよな。
落ち着くまで泣いてていいからね。｣
あのヤロー何回泣かせんだよ
とにかく落ち着かせたくて、優しく抱きしめた
大丈夫。大丈夫って。
大丈夫な根拠なんてないんだけどさ…
これぐらいしか、力になってやれないから
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ゆーたらん(プロフ) - かすみさん» そんな！！ありがとうございます！！！すっごく嬉しいです。亜嵐くん、すごく楽しいのでまた書けたら書きたいと思っています！ (2017年10月14日 1時) (
レス) id: 18c7415c1d (このIDを非表示/違反報告)
かすみ - すっごいおもしろいです！これを書けるなんて天才ですよ！！できれば、亜嵐くんメインの話をこれからも書いて欲しいです！ (2017年10月13日 19時) (レス) id: 48b5224345 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーたらん(プロフ) - ついんたわーさん» そんな褒め言葉大変嬉しいです！！またいつか、亜嵐くんで描きたいです。。(願望です)読んでくださり、ありがとうございました。 (2017年10月13日 1時) (レス) id: 18c7415c1d (このIDを非表示/違反報告)
ついんたわー(プロフ) - すごく面白かったです！亜嵐くんメインは意外と少なくて、でもこの作品を読めたことに感謝です！できたらまた、亜嵐くんメイン描いて欲しいです！ (2017年10月12日 6時) (レス) id: 245de707c0 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - あおさん» ホントですか！嬉しいですありがとうございます(T ^ T) (2017年10月4日 9時) (レス) id: 18c7415c1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーたらん。 | 作成日時：2017年9月27日 19時
