きらってる?いいえ、これも一種の愛情表現です。【黒バス】

愛情表現１６、 ページ18

「えっと、そのごめんなさい」


「いいよ、俺がわりぃし」


「嫌でも……」


私がアネモネっていう花をもらったから花瓶に入れて飾ろうとしたら、ぶつかってしまった隣の隣のクラスの青峰くんに花瓶の水をぶちまけてしまった


しかも制服をびしょびしょにするくらい


「ミニタオルしか持ってないから体操着に着替えてくれる?ごめんね?」


「ああ」


「んしょ」


背の高い青峰くんを拭くのは難易だ、ちくしょう


それに気付いてくれたのか青峰くんは「ん」といってしゃがんでくれた


あれ?意外とやさしい


「そういえば青峰くんってバスケ部のエースなんだよね、凄い！」


「さんきゅ」


照れたように笑う青峰くんって可愛い


あ、でもれんあいけいじゃないよ?


「あ、そうだ。そんなエースくんにはこれを送ろう」


「なんだ?・・・・・・花?」


「うん、アネモネっていうの。花言葉で応援してるからがんばってね!あ、花言葉は自分で調べてね!」


アネモネの花言葉は「期待」「無邪気」「可能性」


だからつまりがんばってってこと


「はい、じゃーね」


「おう」









・



・



・




「赤司ー、アネモネの花言葉って何だ―?」


「珍しいな、花言葉なんて。確か花言葉は……「君を愛す」「君を信じて待つ」」


「へぇ……」



＿＿＿あいつ俺の事好きなのか









「ふんふんふふーん、あーあ。青峰くん花言葉絶対調べてくれなさそうだなー。」


私は一人廊下で呟く


「期待してるよ、青峰くん」


赤司君の時のように青峰くんが話しかけてきたのは次の日の話









次は緑間くんのお話


またまたお花の話がでるよｗ

愛情表現１７、→←愛情表現１５、

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す