□酔っ払い-Short Story-□ ページ27
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翔side
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今日は会社の飲み会。もちろん潤も参加する。
潤は酒に弱いけど上司がいるから緊張するらしく、
智くんと飲む時のような酔い方はしない。
上司の機嫌取りながら、ほろ酔いで無難に終わる。
だけど・・。
上司「まつもとー！飲んでるかぁ！」
潤「はい！」
翔「・・・」
最悪なことに潤の隣はかなり酒を飲む上司。
絡まれて酒をすすめられてやがる・・。
更についてないのはさ、
いつもはさりげなく傍に座って俺が守るんだけど・・。
上司「それでな？その時さ〜」
翔「ええ、それは大変でしたね・・」
ちょうど俺は話が長い上司に捕まって。
潤を横目に確認しながら会話をする。
あーあー、あんなに飲んで・・大丈夫か？
そこからも上司の話は続いて。
翔「ちょっと、失礼します」
やっときりが良くなったとこで離席して潤の傍へ。
ちょうど潤に絡んでた上司は違う人のとこへ行っていて。
翔「おい、大丈夫か？」
潤「大丈夫、です・・！」
翔「あーもう、誰か分かってないな？俺だよ、俺」
潤「ん・・あ、しょーくん、か」
ふらふらしてるし頬は赤いし目は潤んでて。
完全にアウトじゃん。
緊張しながら酒飲んだから悪酔い決定。
翔「どんな感じ？気持ち悪い？」
潤「ん〜・・めが、まわる・・しょーくん、遠いね」
翔「遠くないよ、目の前にいるよ」
俺が来てほっとしてるのかどんどん酒がまわってる気がする。
だめだ。帰そう。二宮くんに連絡するか。
翔「すみません、松本と帰ります。
あいつもう限界みたいなので」
仲良い上司にこっそり伝える。
翔「潤、帰ろう。立てるか？」
潤「あし、うごかない〜・・」
翔「大丈夫、立ててるから」
ほぼほぼ支えながら何とか店を出て。
潤「かず・・眠い、寝る・・」
翔「俺は和じゃねーの。翔くんだ」
潤「ん〜？」
タクシー捕まえて二人で乗り込む。
潤「すぅ・・」
早っ(笑)もう寝てる。
俺はすぐに潤のスマホから二宮にメールを送る。
『潤が飲まされて悪酔いした。今から連れていきます。櫻井』
送ってすぐ返信が。
『了解です。迷惑かけてすみません。』
あっさりとした文章。
だけど、二宮くん的には心配でたまらないのだろう。
なんか・・・嫉妬深そうだし。
潤「ふふ、かずぅ・・」
翔「和じゃねぇって・・」
俺の肩に頭を乗せ甘える潤。
・・頼む、俺と二宮くんの心の為にもやめてくれ・・。
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しょうちゃん(プロフ) - 続きが読みたいです！ (2020年5月19日 23時) (
レス) id: d034f78533 (このIDを非表示/違反報告)
梶 - おもしろかったです！たまに涙が出てくるようなシーンがあって話に夢中でした｡ありがとうございます♪ (2018年5月3日 12時) (レス) id: 11356a9e94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゅうな
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/gen.php/novel/
作成日時：2017年8月18日 1時
