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和side
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潤くんの会社での飲み会は毎回心配で。
でも緊張するらしく大野さんと飲む時のような酔いはないらしい。
会社での飲み会なんて普通だし嫉妬するのも大人気ないからさ。
それに可愛い酔い方するなら危ないけど、
酔わないなら良いかと思えるようになった。
なのに・・。
和「はぁ・・」
翔さんからのメール。
飲み会途中で抜ける程なんてよっぽどじゃん。
どんな酔い方したの・・可愛い顔会社の人に見せたのかな・・？
それとも具合悪い感じかな。自分で連絡できない程だもんね。
和「あ〜もう・・」
返信してからもぐるぐる考えて落ち着かない。
そわそわしながら連絡を待つこと数十分。
『もうすぐ下に着きます』
和「お・・」
慌てて飛び出て1階へ。
駐車場に行くとタクシーが入ってくるのが見えて。
翔「潤、じゅーん。降りるよ？」
潤「ん・・」
ほぼ翔さんに引っ張られて出てくる潤くんが。
和「すみません、潤くんがご迷惑をーー」
すると、立ったまま翔さんに凭れて寝てた潤くんがピクッと反応して。
潤「か、ず・・かずぅ、ちゅーしよ・・」
にこぉって可愛い顔しながらそう発言した。
和「・・」
翔「っ！ば、か・・！和はあっちだ！」
ーー翔さんの首に手をまわしながら。
きっと俺の声がきこえて寝ぼけたまま反応したんでしょう。
ええ、酔っ払いのすることなんで気にしませんよ。
俺、大人なんで。全然、気にしませんよ、ええ。
和「・・潤くん、置いてくよ」
ーー気にしてないはずなのに、咄嗟に出たのはこのセリフ。
潤「んん？や、だ・・いっしょ、いい・・」
俺がこっちなのに気付かず更に翔さんへ抱きつく潤くん。
ーーああ、だめだ。俺、嫉妬深かった。
翔「もう、こっちだって・・ほら、返す」
和「・・ありがとう、ございました」
潤「んん？和、こっち・・？」
翔「潤、あとで謝りなね？じゃあ、おやすみ」
俺に潤くんを押し付け、逃げるようにタクシーに乗り込む翔さん。
ーーこの酔っ払いさん、どうしようか？
和「潤くん、吐きそうな感じする？」
潤「んーん、ふわふわ、くるくる、する・・」
和「そっか・・和、どこかわかる？」
潤「わかる！和は、ここ！」
そう言って俺の頬にちゅーする潤くん。
潤「せかいいち、かっこよくて、だいすきな、かずはここ！」
和「はぁ・・可愛いすぎ。もう黙って」
ーーほんと、酔いが覚めたら後悔させてやるから。色んな意味で。
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しょうちゃん(プロフ) - 続きが読みたいです！ (2020年5月19日 23時) (
レス) id: d034f78533 (このIDを非表示/違反報告)
梶 - おもしろかったです！たまに涙が出てくるようなシーンがあって話に夢中でした｡ありがとうございます♪ (2018年5月3日 12時) (レス) id: 11356a9e94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゅうな
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/gen.php/novel/
作成日時：2017年8月18日 1時
