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puzzle*20 ページ21
朝だ。
昨日は、このままソファの上で眠ってしまったみたいだ。
鏡の前に行くと、当然ながら目は腫れていて、「これじゃあ、今日は外に出れないな」と、独り言を言ってから溜息を吐いた。
昨日、治と電話をしてからのことを覚えていない。
だけど、耳にハッキリ残っているのは、治が電話を切る直前に発した
「分かった、Aにとって私はそんな人間だったのだね」
という言葉。
それだけが、離れないくらい耳に残っていて、電話を切った後は、大量の涙しか出なかった。
『私の恋は、これで終わったんだ────』
そう呟いてから、洗面所で顔を洗い、朝食の準備をし始めた。
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作者名:もえ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u./hp/mokomokohi4/
作成日時:2019年2月26日 18時