【黒バス】藍色少女の噂話

3話 ページ5

シャワーを浴びる音が風呂場に響く。

学校から帰るとシャワーを浴びるのが日課だった。

シャワーを浴び終えると脱衣場で体を拭き服を着る。

藍色の長い髪を乾かす。さらりと髪が揺れる。







髪を乾かし終えると彼女は自室のパソコンを点けた。

画面が点くとあるサイトを開く。映し出されたのは学校の掲示板。

掲示板は彼女が観月に言った嘘の噂で持ちきりだった。

たくさんのコメントが溢れていた。

自分の噂をたくさんの人が欲している。

噂は人にとって甘い刺激 彼女の体はゾクゾクした。

人が自分の噂に騒ぐのを見て彼女は快感を覚える。

「はぁ……たまらない……フフッ…………」

彼女の目はとろんとして口角はあがる。自分の体を抱きしめ満足感に浸る。

彼女は掲示板を見ながら卑屈に笑う。







藍澤は満足すると宿題に取りかかった。

綺麗な字で問題を解き進める。

宿題を全て解き終わると彼女は学校の掲示板を再び見た。

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