【テニプリ】〇〇の姉はU-17のNo.0コートリーダー兼マネージャーでした パート2

いきなりの電話 ページ10

〜in廊下〜

ﾋﾟｯ『もしもし？周助？どうしたの？』

周「あっ！A？良かった、出てくれて！手紙残してすぐいなくなっちゃったから心配してたんだけど、その様子だとU-17で上手くやってるみたいだね♪」

『ﾌﾌｯ当たり前でしょ？もう3年目よ？今、パーティー開いてもらってたの！お帰り&世界大会6連覇おめでとうパーティーだって♪皆変わらず良い人ばっかりだもの』

周「そっか、あんまりそっちの人のこと楽しそうに話してるから取られてないか心配だよ」

『それは大丈夫！私が一番好きなのは周助だから！でも、１つ言い忘れてたことがあるんだけどさ、私ね？ビーナスになると今の記憶無くなっちゃうの』

周「え？記憶が無くなる？ﾌﾌｯA、冗談は止めてよ、合宿の時に普通に打ってたじゃないか」

『あれはビーナスとしてじゃなくてAとして打ってたからよ、冗談なんかじゃないの、ごめんね？周助、大好きだよ』ﾋﾟｯ

電話を強制的に切ると壁によりかかりずるずると座り込むA

『ﾊｧ、やっぱ声聞くと耐えれないな、何でこうなるかな〜ﾎﾟﾀﾎﾟﾀヤバッ、涙止まんないしﾌﾌｯ周助のバーカﾎﾟﾀﾎﾟﾀ』

カズ「ｶﾞﾁｬA、電話終わったか？っ！！A、大丈夫か？何故泣いている？」

『カズ、大丈夫だよ？ちょっと疲れただけ、でも彼氏に嫌われたかな〜ﾎﾟﾀﾎﾟﾀ』

カズ「ｷﾞｭｯ何か辛いことがあったなら言え、お前の彼氏のようには頼れないかも知れないが心の支えになれるように俺もそれなりの努力はする、俺だけじゃない、鬼さんや入江さん、0番コートのメンバーや他の皆だってお前が辛かったら支えてやる、だから今は気の済むまで泣けば良い」ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

『ﾋｯｸ、あ、りがと、うｸﾞｽｯｳｯ、ｳﾜｰｰｰｰﾝ』

美「徳川君、Aいた？って！どうしたの！？」

カズ「いや、電話は終わったらしいんだが彼氏に嫌われた可能性があると泣いていてな」

美「なんだ、てっきり徳川君が泣かせたのかと」

カズ「なっ、そんなわけ！」

美「ﾌﾌｯごめんごめん、ほら！A！リーダーがそんなんでどうすんの！？シャキッとしな！シャキッと！」

『ﾌﾌｯ、ｱｯﾊﾊ！何か、二人のやり取り見てたら元気出た！確かにこんなリーダーじゃ頼りないよね！カズもありがとう！』

カズ「いや、どうってことない(Aのレアな一面見れたからこっちがお礼を言いたい)」

美「ほら、パーティーの続きやるよ！」

カズ「『あぁ/ほーい』」

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