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36.爆食と体質 ページ39

静「はい、どうぞ」

お母さん、あんためっちゃノリノリでたこ焼きひっくり返してますやん。
テンションが高かったのはそのせいか。

そしてお母さんは出来上がったたこ焼きを私の前に出した。

貴「美味しそ〜」

出来たてのたこ焼きからは湯気が上がっていてとても美味しそうだ。

そしてそのたこ焼きを1つ箸でつまみ口に運ぶ。

貴「美味し〜!」

少し熱いけど本当に美味しい。

蔵「せやろ!めっちゃ美味いやろ!!」

うん、めっちゃくちゃ美味しいよ。

と、蔵ノ介の言葉には答えず私は次々に出来上がっていくたこ焼きを休む暇もなく食べていく。

静「あんた、まだ食べるの!?」

驚いているお母さん。
何をそんなに驚いているのやら。

蔵「よく見てみぃ、もうないで」

え、マジですか。
私はそんなに食べていたか。
私の胃はまだまだ食べられると言っているのだが。

まぁ、無くなったなら仕方ないっすね。

貴「ご馳走様ー」

蔵「やっぱ、不思議やな、なんでそんな食べてんのに太ってないんやろか」

と、真剣な顔で悩んでいる。
おいおい、真面目に考えんでよろしいわ。

貴「え?バカなの?何回言ってんの?女子にそんなこと言ったらダメって言ってんじゃん。」

と、わたしは隣にいる蔵ノ介の頬をまたつねる。

蔵ノ介は痛いとかゴメンとか言っている。
こいつ、本当に反省しているのだろうか。

ま、いっか。離してやっても

すると蔵ノ介は毎度のことのように、いててと
頬をさすっている。

蔵「その力はもはや女子やないと思う。」

と、蔵ノ介はボソッ小さく言った。
私にそれが聞こえてないとでも思っているのかこいつは

貴「え"?」

そう言うと蔵ノ介はビクッとして

蔵「なんでもないです。」

と言った。
いや、なんか最近思ってきたんだけど
こいついじるの面白いな。

あれ?私ってこんなSだったんだ。
初めて知ったわ
フフフッ

まぁいいやいじめるのはここまでにしといてやろう。

貴「じゃあ私、お風呂入ってくるね」

さっきまであまり気づかなかったけど運動してたから結構汗かいてるんだよね。

もうベタベタだよ。
真夏を舐めてたわ

そして私は着替えを持って風呂場に向かった。

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作者名:モモモ | 作成日時:2018年5月17日 22時

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