37.半裸に反応するなかれ ページ40
しばらくして私はお風呂場からでた。
いやぁ、スッキリしたわ〜
やっぱ運動したあとにお風呂入るとすっごい気持ちいいよね。
そしてリビングに入る。
貴「次、蔵ノ介よー」
そう言うと蔵ノ介は、わかったー、とか言いながらお風呂場に向かっていった。
さぁて、私はどうするかな。
あとは寝るだけなんだけど、昨日ほど眠たくないんだよね。
まぁいっか。先に蔵ノ介の部屋入っとこー
そして私は蔵ノ介の部屋に向かって部屋に入ってベッドの上に座る。
うーん、昨日は眠くって気づかなかったけど蔵ノ介の部屋って、なんか普通だね。
あ、でも本棚とか植物図鑑ばっか。
あいつ植物に興味あるんだ。
なんか似合わないわ
と、私は本棚のところに行き1冊手に取る。
うわぁ、当たり前だけど植物図鑑て植物ばっか。
あれ?なんか付箋貼ってるとこある。
なんだろうと私は付箋が貼ってあるページを開くと毒草のページだった。
あいつ、まさか毒草が好きなの?
まぁ、趣味は人それぞれだけど将来この部屋毒草だらけとかになってないよね。
あぁー怖。
そして取っていた本を本棚にしまってまたベッドに座る。
すると部屋の扉が開いた。
そして出てきたのは下半身はジャージみたいな半ズボン、上半身裸で髪がまだ濡れている蔵ノ介だった。
え、なんでこいつ上半身裸やねん。
すると蔵ノ介は私に気づいたのか、一瞬固まって顔を真っ赤にさせて
蔵「Aなんでここにおるんや!?」
とか言っている。
いやいや、なんか立場逆じゃね?
普通は女子である私が顔を赤くしていうセリフやと思うけど、
まぁ、私、普通じゃないしね。
貴「え、まあ気にするな、って言うか私、ここで寝るし、居てて当たり前じゃない?
そんなことよりさっきから気になってたんだけどなんで上半身裸?」
蔵「いや、ちょっと上の服取るの忘れて風呂はいってたみたいやから、取りに来たんや」
と、今は赤面ではない落ち着いた様子の蔵ノ介が言う。
貴「ふーん、じゃあいつまでもそんなところいないで着替えたら?」
と言うと蔵ノ介は、あ、というような感じで服を着替えた。
着替えると蔵ノ介は私の隣に座った。
蔵「A、俺の裸見ても何とも思わんかったんか?」
え、それはまさかいやらしい意味で言ってるわけじゃないよね。
それだったら私ドン引きだよ
いや、すみません嘘です、ちゃんとわかってますわ
貴「何とも思いませんでしたけど何か。」
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作者名:モモモ | 作成日時:2018年5月17日 22時