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35.たこ焼きパーティー ページ38

蔵「ほんはほほよりほほろほろはえっはほうはいいんははい?」

こいつ何言ってんだ。ほとはが無駄に多すぎて何言ってるのかは全くわからねぇんすけど。

あ、そうか、私が頬つねってるからわかりずらいのか。なんだなんだ、そういうことか。

と、私は蔵ノ介の頬を話してやる。

貴「で?なんて?もう一回行って。」

蔵「そんなことよりそろそろ帰ったほうがいいんやないか?って言ったんや。」

と、いててと頬を擦りながら言う。

そういえばもうそんな時間だな。これ以上遅くなって心配させるのもね。

貴「うん、そうだね。そろそろ帰ろっか」

と、私達はテニスラケットをカバンにしまい、家に向かった。

そして玄関の扉を開ける。

貴・蔵「ただいま〜」

扉を開けると、突如としてなにか臭ってくる。

うん?なんだろうこの臭い
間違いなく夕飯が出来ていることはわかるんだけど。

と、リビングに入る。

静「おっかえりー、遅かったねー。
今日はたこ焼きパーティーだよ!」

お母さん。あんたなんでそんなにテンションが高いの
ていうかたこ焼きパーティーて、
どして急にそんなことになったのよ。

と、机を見るとたこ焼き専用のホットプレートがあり、既に作り始めていた。

蔵「たこ焼きパーティーて、久しぶりやな」

久しぶりって、たこ焼きパーティーってそんな頻繁にあるものなの!?

と、ツッコミはここまでにして。
ずっとここに立っとくのもなんだし座るか。

そして私は椅子に座る。

すると蔵ノ介は私の隣に座ってくる。

蔵ノ介よ、あんた普段どこに座ってるのか知らないけどさ、私がここに来てからあんた私の横しか座ってませんけど。

まぁ、もういいんだけどね。

あれ、私ってたこ焼き食べたことあったっけ?
いや、記憶の隅から隅まで探ってみたが、食べた記憶はないぞ。

じゃあ私、初たこ焼きか!!
なんか楽しみ。

蔵「なんや、どしたんや急に、なんかホンワカみたいな雰囲気になって」

貴「たこ焼き食べるの初めてなんだ。」

と、徐々に出来上がっていくたこ焼きを眺めながらいう。

蔵「そうやったんか。」

そうそう、楽しみなんだよ。
早く食べたいな〜

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作者名:モモモ | 作成日時:2018年5月17日 22時

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