私の新しい物語【おそ松さん】

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「あーあ、捕まった……。」



あ、今一松さん達がパチンコ警察なら私は無実。

何だか面白そうなので話しに乗ってみることにした。


『…一松警察官っ…!』


「っ!?…え、な、何……。」


『私に容疑がかかっているみたいですが…無実です…!私は散歩をしていてたまたまトド松君と出会った市民です。………ふふっ、なんて。』


「……!…ヒヒッ…そう……。でも、離す訳にはいかないから……。」


そう言うと一松さんは口角をあげ笑って見せた。


「…あ、気になってたんだけど……何でトド松だけトド松君なの……?」


『え?あぁ、それはですね?――――――という事があって…。』


「ふぅん……。(あのトド松の野郎……)」


一松さんはそのまま無言になり皆が戻ってくるまで私を離さなかった。






「へへっ、容疑者かくほーっと♪」


「おかえり、おそ松兄さん……。で、どうだった…?」


「いやぁ、スッゴかったよ。ねぇ？トド松君？」


「フッ、兄弟の犯した罪は俺も一緒に被ってやろう。」


「いや、僕を守ってるように聞こえるけどお金貰う気満々じゃん！助けてよ〜チョロ松兄さぁん。」


「いくらか払ってくれたら助けてやらないことはない。」

「結局金かよ！」


皆がワイワイ盛り上げってるところ、十四松さんがもなかを抱え連れてきてくれた。

「あい！Aちゃん！」


その姿は犬の格好と相まって可愛く見えた。


可愛いなぁ……。


その言葉が自然と出てしまっていたのか、十四松さんは少し照れ臭そうにしている。

『あっ……ふふっ。ありがとうございます。』




「てか、一松。何しれっと、Aちゃんと一緒にいんだよ！」


「それは気になった。」


「ブラザーも罪な男だn「黙れクソ松。」





また六つ子に会えて凄く心がほっこりした。


あの暗くて静かな夜が、明るく賑やかなお昼のように感じた。



そろそろ帰らないと。そう伝えると、皆は一人は危ないからと送ってくれた。

その道中も沢山話をして、沢山元気を貰った。




『では皆さんおやすみなさい。』



「おやすみ〜。」


「グンナイ、カラ松girl。」


「おやすみなさい。」


「じゃ……。」


「おやすみなさい！！」


「おやすみ、明日頑張って♪」





六つ子達と別れ、家に入る。




皆に会えてよかった……。
明日から頑張ろっ…！


こうしてAは気持ちよく眠りにつくことができた。

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