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一松side
猫たちにいつもの場所で煮干しをあげてたとき、一匹の猫が勢いよく俺のところに走ってきた。
その原因はすぐにわかった。
犬だ。すぐ近くで犬の鳴き声がする。
…あ、あと女の人の声も。こんな暗い路地裏に来るなんて馬鹿か物好きか。
「……え、ちょっと待って。こっちくる…!?お、おおお落ち着け俺……平常心平常心……俺は影…ゴミ…クズ………」
心を落ち着かせている最中、すぐに女と犬は俺たちの近くにきた。
気づかれないように小声で話しているのか、何なのかわからないがもう手遅れ。
そして俺は何故か話しかけてしまった。
「この子驚かせたのあんたのその犬……？」
『へっ…!?あ……ご、ごめんなさいっ……貴方の子を驚かせてしまって……｡ごめんね、ビックリしちゃたね…?』
情けない声を出し、怯えるように俺に謝ったあと、しゃがんで猫に謝っていた。
犬の方も申し訳なさそうだった。
「別に俺の子じゃない…野良猫たちに餌をやりにきてるただのゴミ。」
『へ……?そう…なんですか…？』
「あ、今もう早く帰りたいとか思ったでしょ。」
マスクを下げ女の方を軽く見てヒヒッと笑う。
すると女は意外な反応をみせた。
『えっ!?そんな事思っていまs……ん…?えっと……おそ松さん…?それともカラ松さん?チョロ松さん…??』
暗くて見にくい様子で俺にぐっと近づいてきた。しかも兄弟の名前を言いながら。
暗いところに目が慣れている俺には女の顔ははっきり見えた。
「っ……！！」
すげぇ可愛い……てか何…？何かの罰ゲーム？こんなに近づいてきて。またあとで戒めしないと……
すぐさま顔を反らす。
『あ…もしかして違いましたか……?すみません……お知り合いに似ていたもので……』
「…それ、俺の兄さんたち……」
『…そうですか……。……えっ!?と、と言うことは四つ子!?』
「…え、あ、いや……まだあと二人いる……俺たち六つ子だから……」
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もなか。(プロフ) - たけまなさん» たけまなさん初めまして、もなかと申します。嬉しいお言葉ありがとうございます…！！では今後も楽しいお話がかけるよう頑張ります…！ (2020年10月26日 21時) (
レス) id: aa5b23d2cc (このIDを非表示/違反報告)
たけまな(プロフ) - 初めまして、たけまなと申します。一気に今日まるごと読んでしまいました！(笑)とても面白いです、楽しく読ませて頂きました！今後も応援させて頂きますね(^o^)！ (2020年10月26日 18時) (レス) id: 6f25f1091f (このIDを非表示/違反報告)
もなか。(プロフ) - グリノワさん» ありがとうございます！ご期待に応えられるよう頑張りたいと思います…！ (2020年10月21日 23時) (レス) id: aa5b23d2cc (このIDを非表示/違反報告)
グリノワ(プロフ) - もなか。さん» それは良かったです！先程はなんだか気分が落ちているように見えたので何かしたのかなと思ってしまってました。でも何事もなくて本当に良かったです！これからも楽しみにしてます！今の時期は油断大敵なので、適度に休みを入れつつ更新頑張ってください！ (2020年10月21日 20時) (レス) id: 99844850a9 (このIDを非表示/違反報告)
もなか。(プロフ) - 星猫さん» 星猫さん、コメントありがとうございます！極力沢山お話が進められるよう頑張りますね。 (2020年10月21日 19時) (レス) id: aa5b23d2cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もなか。 | 作成日時：2020年10月13日 1時
