トド松 ページ18
散歩も終わり、一度寄ってみたかった場所に足を運ぶ。
ここだ、あの噂のスタバァコォヒィーは。
ちょっと緊張してきた……よ、よしっ……。
「いらっしゃいませ〜」
良い香り……。えっと注文は…
「ご注文は?」
『え、えっと……』
ど、どうしよ…思った以上に種類がある……
『んと……オススメはどれでs……っ!?』
顔をあげると見慣れた顔がいた。
十四松さんじゃないことは確かだ。
『えと、おそ松さん……?それとも……』
「え…?」
『あっ、すみませんっ……』
急にトーンが変わったため咄嗟に謝ってしまった。
「…もしかして、君がAちゃん?」
『へ…?はい、そうですが……あ、やっぱり!おそ松s「いや、違うから!」
食いぎみに突っ込まれた……。
それもそっか、私のこと初めてみた感じだったもんね。
「僕はトド松。Aちゃんでしょ?確かに兄さん達の言うとおり可愛いね♪」
『えっ…!?い、いや……そんな事は……。』
今凄く恥ずかしい……兄さん達の言うとおりってことは……。
赤くなってるであろう顔を見せたくなく少し俯いていると
「ふふ、そうだ。何か飲みに来たんでしょ?結構迷ってたみたいだけど……。」
そうだった。
『その、ここ初めてで…思った以上に種類があって…驚いちゃいました。すみません、お時間とらせちゃって…』
「ううん、大丈夫。でも意外かも。……じゃあ〜Aちゃん甘いの好き?」
『はいっ!とても。』
「あ、じゃあ〜これなんて良いかも。甘くて美味しいよ。」
キャラメルマキアート……?
『へぇ……じゃあ、それでお願いできますか?』
「おっけ〜♪じゃあ、ちょっと待っててね。美味しく作ってくるから。」
トド松さんはウインクをして慣れた手つきで作り始めた。
「お待たせしまたした〜。はいっ、どうぞ。」
『わぁ……ありがとうございます。』
「どういたしまして。あ、ねぇ?この後時間ある?僕もう上がる時間だからもっとお話したいなって。」
『っ…!はいっ!是非。じゃあ……外で待ってますね。』
「ほんと!ありがと。じゃあすぐ行くからっ!」
そう言ってどこか奥に行ってしまった。
……美味しそう。トド松さんを待つ間私は外でキャラメルマキアートと言うものを堪能した。
『っ……!美味しい……』
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もなか。(プロフ) - たけまなさん» たけまなさん初めまして、もなかと申します。嬉しいお言葉ありがとうございます…!!では今後も楽しいお話がかけるよう頑張ります…! (2020年10月26日 21時) (レス) id: aa5b23d2cc (このIDを非表示/違反報告)
たけまな(プロフ) - 初めまして、たけまなと申します。一気に今日まるごと読んでしまいました!(笑)とても面白いです、楽しく読ませて頂きました!今後も応援させて頂きますね(^o^)! (2020年10月26日 18時) (レス) id: 6f25f1091f (このIDを非表示/違反報告)
もなか。(プロフ) - グリノワさん» ありがとうございます!ご期待に応えられるよう頑張りたいと思います…! (2020年10月21日 23時) (レス) id: aa5b23d2cc (このIDを非表示/違反報告)
グリノワ(プロフ) - もなか。さん» それは良かったです!先程はなんだか気分が落ちているように見えたので何かしたのかなと思ってしまってました。でも何事もなくて本当に良かったです!これからも楽しみにしてます!今の時期は油断大敵なので、適度に休みを入れつつ更新頑張ってください! (2020年10月21日 20時) (レス) id: 99844850a9 (このIDを非表示/違反報告)
もなか。(プロフ) - 星猫さん» 星猫さん、コメントありがとうございます!極力沢山お話が進められるよう頑張りますね。 (2020年10月21日 19時) (レス) id: aa5b23d2cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もなか。 | 作成日時:2020年10月13日 1時