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十四松side
一人でスイングしているとボールを打ちたくなった。
色々頑張ってると一人で全部できた。
そしたら、僕を見てる女の人が目に入ってちょっと緊張しちゃって手が滑ってしまった。
するとボールはその子めがけて飛んでいき教えようとするも間に合わないっ…と思ったら隣にいた犬がキャッチした。
女の人は転けたけど良かった…当たらなくて……
その子は僕に怒ることなく笑顔で大丈夫だって言ってくれたり、ボールを気にして謝ったり…
悪いのは僕の方なのに。
すると突然僕の名前を聞いてきた。
これって逆ナンってやつ?…でもそういう人には見えないけど……
「…いいよ!僕はね〜十四松!君は?」
『十四松さん……私は花宮Aです。もしかして、おそ松さん達のご兄弟で……?』
Aちゃん?兄さんが言ってた名前と一緒。
もしかしてと思ってたらおそ松兄さんの名前がでてきた。
凄く驚いたけど僕も会えて凄く嬉しかった。
確かに兄さん達の言うとおり可愛い子。
『…十四松さん……?』
「うぇっ…!?あ、あいっ!僕十四松!」
『…ふふ、はいっ。十四松さん。』
優しく笑うAちゃんは一松兄さんの言うとおり天使に見えた。
『十四松さんはよくここで野球してるんですか?』
「うん!まいn…あ、えっと…た、たまにかな〜…?」
『そうなんですか?それにしてもあの技凄いですね!お一人で投げて打って取って……凄すぎて見いっちゃいました。』
Aちゃんは目を輝かせて僕を見る。
「あれはねぇ……こうしてこうしてこうっ……!!」
『おぉ……私には真似できないです…十四松さんにしか出来ないことですね。』
笑って拍手して沢山褒めてくれてそろそろ爆発してしまいそうになった。
『あっ、野球の途中でしたね。えっと……あ、もなか遊んでたの?ちょっと貸してね…?』
そう言ってAちゃんは野球ボールを拭いて僕に渡してくれた。
『すみません、いつの間にかもなかが遊んじゃってて…今度お詫びさせてください。』
十四「え!?い、いいよ!ほんっとうに気にしないで!」
お詫びなんてされると本当に申し訳なくなる…
元は僕が悪いんだし…
だから全力で止めにかかった。
『あ、ありがとうございます……では今回はお言葉に甘えて…』
「うんうん!ほらっ、気にせず散歩の続き続き!いってらっしゃ〜い!」
『ふふっ、では行ってきます。十四松さんまた。』
大きく手を振って見送った。
ふぅ……危なかったぁ…
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もなか。(プロフ) - たけまなさん» たけまなさん初めまして、もなかと申します。嬉しいお言葉ありがとうございます…!!では今後も楽しいお話がかけるよう頑張ります…! (2020年10月26日 21時) (レス) id: aa5b23d2cc (このIDを非表示/違反報告)
たけまな(プロフ) - 初めまして、たけまなと申します。一気に今日まるごと読んでしまいました!(笑)とても面白いです、楽しく読ませて頂きました!今後も応援させて頂きますね(^o^)! (2020年10月26日 18時) (レス) id: 6f25f1091f (このIDを非表示/違反報告)
もなか。(プロフ) - グリノワさん» ありがとうございます!ご期待に応えられるよう頑張りたいと思います…! (2020年10月21日 23時) (レス) id: aa5b23d2cc (このIDを非表示/違反報告)
グリノワ(プロフ) - もなか。さん» それは良かったです!先程はなんだか気分が落ちているように見えたので何かしたのかなと思ってしまってました。でも何事もなくて本当に良かったです!これからも楽しみにしてます!今の時期は油断大敵なので、適度に休みを入れつつ更新頑張ってください! (2020年10月21日 20時) (レス) id: 99844850a9 (このIDを非表示/違反報告)
もなか。(プロフ) - 星猫さん» 星猫さん、コメントありがとうございます!極力沢山お話が進められるよう頑張りますね。 (2020年10月21日 19時) (レス) id: aa5b23d2cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もなか。 | 作成日時:2020年10月13日 1時