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トド松side
僕は今スタバァコォヒィーでバイト中。
女の子ととも仲良くなってきたし良いことずくめじゃない?
やっぱダメダメな兄達と違って僕は流石だなぁ。
「いらっしゃいませ〜」
そわそわしながら可愛い子が入店してきた。
その子は凄く悩んでいるかと思ったら何故かおそ松兄さんの名前をだした。
は?僕をおそ松兄さんだって??
あんなのと似てる訳がないでしょ!!
と思ってたら顔に出てたのかその子を謝らせてしまった。
…あ、もしかして……
「もしかして、君がAちゃん…?」
ビンゴ。やった、会えた。
四人は会ってるのに全然会えないからあいつらとうとう頭やられたのかと思ってたのに。
あ、元から頭おかしいか。
でもちゃんと存在したんだ。
コロコロ変わる表情はどれも可愛くて、商品を渡したときの笑顔はほんっとやばかった。
もっと話したい。
そうだ……
「この後時間ある?」
答えはOKだった。よっしゃーー!!!!
他の奴らよりも仲良くなってやる。
早速Aちゃんの元へ向かうと、キャラメルマキアートを美味しそうに飲んでる姿があった。
くっっそ可愛いんだけど!?
んんっ……
「お待たせ〜。どう?それ美味しい?」
『んっ、あ。トド松さん。お疲れ様です。はい、とても美味しいです。トド松さんが作ってくれたお陰ですかね。』
そう言って微笑みかけてきた。
その表情にドキッとさせられた。
会ったばっかなのにこの子の破壊力半端じゃない……。
「それならよかった。あ、ねぇ?折角会えたんだし、よかったら連絡先交換しない?」
『へ…?トド松さんが良いのでしたら是非。』
「ほんと!ありがと〜。じゃあ……。……よしっ、これでおっけ。」
『ふふ、これでいつでもお話できますね。』
「えっ!?そ、そうだね!……あ、これおそ松兄さん達には内緒ね?知られちゃうと何かと面倒だから。」
『分かりました。内緒ですね。』
そう言って人差し指を口元に持っていき無邪気に笑いかけた。
『トド松さん……』
「あ、さん付けじゃなくてトド松君とか呼び捨てで呼んで欲しいなぁ?」
『へ!?……えっと…じゃ、じゃあ……と、トド松…君……?』
自分で言わせておきながら照れ臭そうに僕の名前を言うAちゃんにグサッと心臓を刺された。
『と、トド松さん!?大丈夫ですか……?』
僕今日が命日なのかもしれない。
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もなか。(プロフ) - たけまなさん» たけまなさん初めまして、もなかと申します。嬉しいお言葉ありがとうございます…!!では今後も楽しいお話がかけるよう頑張ります…! (2020年10月26日 21時) (レス) id: aa5b23d2cc (このIDを非表示/違反報告)
たけまな(プロフ) - 初めまして、たけまなと申します。一気に今日まるごと読んでしまいました!(笑)とても面白いです、楽しく読ませて頂きました!今後も応援させて頂きますね(^o^)! (2020年10月26日 18時) (レス) id: 6f25f1091f (このIDを非表示/違反報告)
もなか。(プロフ) - グリノワさん» ありがとうございます!ご期待に応えられるよう頑張りたいと思います…! (2020年10月21日 23時) (レス) id: aa5b23d2cc (このIDを非表示/違反報告)
グリノワ(プロフ) - もなか。さん» それは良かったです!先程はなんだか気分が落ちているように見えたので何かしたのかなと思ってしまってました。でも何事もなくて本当に良かったです!これからも楽しみにしてます!今の時期は油断大敵なので、適度に休みを入れつつ更新頑張ってください! (2020年10月21日 20時) (レス) id: 99844850a9 (このIDを非表示/違反報告)
もなか。(プロフ) - 星猫さん» 星猫さん、コメントありがとうございます!極力沢山お話が進められるよう頑張りますね。 (2020年10月21日 19時) (レス) id: aa5b23d2cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もなか。 | 作成日時:2020年10月13日 1時