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「追放も覚悟してる、
謝りにも行くよ。
だから、、、ごめんなさい。」
「わっ、私もおっ!」
いい感じになってきた雰囲気のところに、場違いな甘ったるい声が聞こえる。
「立花さんに、謝るうっ!
ごめんなさいって、言うっ!」
殴ってやろうか、そう思った。
ゆりあは気持ちを変えて、本心を話し、反省も示して、決意したというのに。
だが、これから続けられる言葉は怒りを通り越し、呆れてしまうものだった。
「だからぁ!私だけでもkzに残して?」
そう言った途端、他の取り巻き達も叫び出す。
「違うわっ、あたしを残してよ!!」
「ねぇ、黒木くん、お願ぁい!!」
拳を握りしめる。
「落ち着けよ」
上杉に小声で注意されるが、そんなのは耳に入らない。
後ろから、
「お前らしくねぇだろ。」
そう言って、七鬼から念をかけられ動きが止まる。
チッと低く下をならし、諦める。
俺はもう大丈夫だが、若武は大丈夫じゃなかった。
NEXT→七鬼
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こはく - 今まで読んできた作品の何で一番感動しました!素敵な作品を書いてくれてありがとうございました。 (11月19日 21時) (レス) @page41 id: da4a51b810 (このIDを非表示/違反報告)
Mirei - とても感動しました!!これからも頑張ってください!! (2022年8月19日 12時) (レス) @page41 id: 07e04a7ecd (このIDを非表示/違反報告)
彼方 - こんなに素敵なお話を書いてくださり本当にありがとうございます!!泣きました!これからも色々なお話よろしくお願いします! (2022年1月12日 19時) (レス) @page41 id: be87187744 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - この作品を見てとっても感動しました (2021年6月20日 0時) (レス) id: f67671a5a5 (このIDを非表示/違反報告)
しずく(プロフ) - 月海さん» 懐かしすぎて…((何度読み返しても泣くよね← (2020年12月15日 15時) (レス) id: eb71493e70 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月海 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/p/moe181031suzuki
作成日時:2020年2月19日 19時