アマクテオイシイヨネ ページ17
※個別ルートとは無関係の時系列です
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え「そういえばさ、Aの血飲んだことある?」
F「あるよ」
き「アマクテオイシイヨネ」
あ「うまい。」
え「…は、俺まだ飲んでないんだけど」
おい、ふざけんなよ。
あろまときっくんはわからなくもないけど、FBお前いつ飲んだ?
聞いてないぞ。俺。
え、なんなの。Aの血って甘くて美味いの?
え「FBお前いつ飲んだ」
F「え、結構前から飲ませてもらってるけど」
え「…はぁ?」
はぁぁ?まじで聞いてないんだけどそれ。
あ「てかお前もてっきり飲んでるもんだと思った」
え「の、飲ませてくれる機会見つからないじゃん。
しかもお前らが飲むからAが貧血気味だったら飲みづらいしさぁ」
き「ざんねーん、予約制じゃないですー」
F「…俺は事前に言ってるからね!?今日飲んでもいいかーって」
あ「んな律儀なことしなくたって飲みてえって思ったら飲めばいいだろうが」
F「さ、さすがにAちゃんの都合だってあるだろう!?」
え「はぁ、お前らまじでずるいんだけど。…今からAにお願いして血もらおうかな」
あ「残念だったな、今入浴中だ。
しかも風呂上がりに血を吸っちゃったら、間違いなくAはぶっ倒れるぞ」
え「……」
なんなら寝る前だ。
絶対にAの血飲んでやる。
お前らだけ先に飲んでいたとかまじでずるい。
甘くて美味しいとか絶対に飲みたい。
どのくらい甘いのか気になるじゃん、だって。
き「えおえお、なにか企んでるだろ」
え「まさかきっくん、後で飲むつもりだったの」
き「当たり前じゃん、寝る前の血は結構効くぜ?」
え「…何によ」
き「そらもう…アレよ。アレ」
あ「んははっ」
2人して大笑いしてる。なんだよアレって。
FBまで顔赤くして下向くし…そっち系なのか。
え「…おい、まさかさすがに抱いてないよな」
き「あらーえおえおちゃん、えっちいことをお考えで?」
あ「きゃーへんたぁい」
え「ばっ、ちげえよ!お前らだろそれは!」
F「え、お、おおまえらやったの!?」
き「やれたらやってるよな。な?あろま」
あ「あいつピュアすぎて逆に申し訳なくなるわ」
え「……」
うんうんて2人で頷きあってる。
…でも3人も気になったのか結局のところ、全員でAの部屋で待機して血を頂いたのは言うまでもなかった。
初めて吸った血は確かに甘くて美味しかった。
今度は2人きりの時にゆっくりと味わいたいくらいだ。
…よくも邪魔しやがって。
終
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作者名:もちぷよ | 作成日時:2023年1月1日 22時