決断。Part.1 ページ14
受験生「終わったのか…?」
受験生「まさか、魔法帝が…」
舞っていた埃が落ち着き、視界が良好になる。
アスタ「…!!!!」
そこには倒れた魔法帝…
ではなく、ユリウスの時間拘束魔法によって拘束されて頬を膨らませているAとあははと笑う魔法帝の姿があった。
ユリウス「いやぁ!ビックリしたねえ!あははは!」
(((やっぱりこの人最強だ…)))
A(ムスッ)
ユリウス「私の勝ちだよ」
ワアアアアアーーーッ!!!!!!
「魔法帝、ばんざーい!」「小娘もよく頑張ったぞー!」「やっぱり魔法帝はすげーー!!」
ユリウス「随分と時間を取らせてしまったね。申し訳ないよ」
ウィリアム「いいえ。良き試合でした。あの娘にも色々話を聞きたいです」
ウィリアムがAの方を見るとまだムスッとしており、ユリウスの拘束魔法の中で体育座りをしていた。
ユリウス「ありがとう。じゃあ、引き続き進行をお願いするよ。僕は影で見ているからさ」
ユリウスはAに声をかけた後、手をひらひらと降ってコロシアムから姿を消した。
ウィリアム「改めて、試験終了だ。それでは、番号を呼ばれた受験生は前に出て来てくれ。その受験生の入団を望む騎士団長は挙手をお願いする。挙手した団に入団するか否か、そして挙手した団にが複数の場合にどこの団を選ぶかは受験生の自由だ。ただ先に言った通り、挙手した団がない場合、魔法騎士団へはは入れない。」
受験生がごくりと唾を飲む。
ウィリアム「では番号001の受験生、前へ__ 」
「38番……『紫苑の鯱』」
「78番……『紅蓮の獅子王』」
「116番……挙手なし」
受験生「くそォ…」
「141番……挙手なし」
受験生「ま、オレなんてそんなもんだよ、ハハ」
アスタ(うおおお〜〜コエぇ〜〜)
次々に番号が呼ばれる中、悲しむ者、喜ぶ者、様々な気持ちが入り混じるなか、ついにユノの番が回って来た。
ザワザワザワザワ…
「__次…164番」
「…え__」
「「全団…挙手ーーー?!!」」
A『おぉ、凄い…』
アスタ(すげええええええええええ)
ユノ(魔法帝になるための最善の道を行く______)
ユノは真っ直ぐ顔を上げた。
ユノ「『金色の夜明け』団でお願いします…!!」
オオオオオオオオ!!!!!!
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EMIKO(プロフ) - イラスト描いて良いですか? (2019年2月26日 10時) (レス) id: 04697b5525 (このIDを非表示/違反報告)
アラバ - 毎回最後に次更新する曜日を書いてほしいです。スマホを頻繁に見れないので………この小説とても好きです。これからも頑張ってください! (2018年8月7日 11時) (レス) id: 14539d2f3b (このIDを非表示/違反報告)
なつき†夢猫(プロフ) - ここまでとても面白いです!! 続きがとても気になるので更新楽しみにしてます!! (2018年6月17日 1時) (レス) id: 064dd87fe8 (このIDを非表示/違反報告)
もーちゃん(プロフ) - はらさん» 申し訳ありません!確認不足でした。ご指摘ありがとうございます(;_;) (2018年5月4日 18時) (レス) id: e06b9e8378 (このIDを非表示/違反報告)
はら - オリジナルフラグ外し忘れていますよー違反行為なのでちゃんと外して下さいねー編集画面のキーワード設定の下をよーく読んで下さい。そしてフラグ外して下さいね (2018年5月4日 18時) (レス) id: 04ab53e3cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mochan | 作成日時:2018年5月4日 18時