いざ、勝負。 ページ12
A『久しぶりにワクワクしてきた!』
Aは耳の魔法石に触れる
ブワッッッ!!!!
団長達「……!!!!」
触れた瞬間、Aを纏っている魔が一気に広がった。
その光景に騎士団長達は目を見開き、ユリウスは何やら嬉しそうに笑っている。
ユリウス「本当に…強くなったんだね」
A『お爺様のおかげです。聖属性造形魔法 "賢者の聖剣"』
魔導書から取り出したのは光を纏う細長い剣だ。
A『聖属性魔法 "
そう唱えるとAの背後に千本以上の光の矢が広がり矛先はすべてユリウスに向いていた。
ダッ…!!
体勢を低くしたままAは走り出した。
聖属性の魔法を使うものは光と同様に素早い動きがとれるようになる。
と同時に背後にあった矢は一斉にユリウスに向かって放たれていた。
A『はぁっ!!』
Aは素早い剣さばきでユリウスの身体を切る。
しかし、ユリウスは笑ったままAの剣と矢をそれより早い動きで避け続ける。
ユリウス (時間加速魔法"先見 グリゴラ")
ユリウスの魔法は"時間魔法"。自分の周りの魔を加速させて相手の行動を先見したり、時を遅くして拘束したり。
とにかく、Aの聖属性魔法との相性は五分五分だ。
A『これを避けますか…神聖魔法"
"永遠の足跡"これは自我を持つ刃が断ち切るまで永遠に対象に追尾する魔法だ。
ユリウス「おお!!凄い!この魔法後でよく見せてよ!!!」
ユリウスはAの魔法を避け続けるが、幾度なく追尾してくる刃に諦めがついたのか立ち止まり魔法を発動した。
ユリウス「時間拘束魔法"クロノ・スタシス"」
Aの魔法はあっけなく、ユリウスの魔法にかき消されてしまう。
受験生「すっげぇ…」
受験生「レベルが違いすぎる」
ウィリアム「……」
ヤミ「あのお嬢ちゃんやるねェ〜」
フィンラル(あとで絶対声掛けに行こう!!!)
A『ぐぬぬぬ…』
ユリウス「そんなふくれっ面をしないでよ。本気を出せばいいじゃないか。見せてよ、君の本気」
A『まだだ…ルクス!』
Aが魔導書に魔力を込めると、魔導書から小さな妖精が出てきた。
ルクス「はあい、呼んだ?」
ユリウス「わぁーーーっ!!!」
ユリウスが目をキラキラとさせた。
A「お願い、私の援護をして」
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EMIKO(プロフ) - イラスト描いて良いですか? (2019年2月26日 10時) (レス) id: 04697b5525 (このIDを非表示/違反報告)
アラバ - 毎回最後に次更新する曜日を書いてほしいです。スマホを頻繁に見れないので………この小説とても好きです。これからも頑張ってください! (2018年8月7日 11時) (レス) id: 14539d2f3b (このIDを非表示/違反報告)
なつき†夢猫(プロフ) - ここまでとても面白いです!! 続きがとても気になるので更新楽しみにしてます!! (2018年6月17日 1時) (レス) id: 064dd87fe8 (このIDを非表示/違反報告)
もーちゃん(プロフ) - はらさん» 申し訳ありません!確認不足でした。ご指摘ありがとうございます(;_;) (2018年5月4日 18時) (レス) id: e06b9e8378 (このIDを非表示/違反報告)
はら - オリジナルフラグ外し忘れていますよー違反行為なのでちゃんと外して下さいねー編集画面のキーワード設定の下をよーく読んで下さい。そしてフラグ外して下さいね (2018年5月4日 18時) (レス) id: 04ab53e3cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mochan | 作成日時:2018年5月4日 18時