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34-過去- ページ34









…デビューが知らされ数ヶ月が経った頃。




私宛に手紙と1枚の写真が送られた。




『……え?』




それはあの日、たいちゃんに告白され
交際スタートした時の写真。




私の顔は見えないが、たいちゃんの顔は
はっきりと写っている



一緒に入っていた手紙を読んで、
幸せから一気に絶望へと変わった




このまま誰にも言わずにいれば
被害は少ない、私だけで済む。…だけど




ピンポーン




『…っ!』




静かな部屋の中に突如鳴ったインターホン
誰だろうと思い、確認すると…






『たいちゃん…』



「ごめんね?急に。今大丈夫?」



『うん。今開けるね?』







タイミングがいいのか悪いのか……
来客者はたいちゃんだった





…たいちゃんには話した方がいいよね

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作者名:ぷぅがや | 作成日時:2021年10月23日 11時

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