貴方の"ココロ"には (ページ24)

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本心はページ24

プランが次々と失敗に終わる中美作さんが懸けに出た。

花沢さんが道明寺さんにつれられ席をあとにした。

美作さんは話を切り出した。

美作「キスならいけるか？」

A「え？！」

西門「あぁ、それならいけるかもな」

A「ちょっ！」

美作「よし、これにしよう」

暫くして道明寺さんと花沢さんが戻ってきた。

数分後最終手段が決行された。

最終手段〜キスをする〜

美作「Aちゃん♪」

そういうと美作さんは私の横に座り頬を包み込んだ。

A「っ……！」

どんどん美作さんの顔が近づいてくる。

A(ストップ……！ストップ……！)

あと数センチ。

というところで私の体は後ろに引かれた。

類「………」

A「花沢………さん……？」

美作「ふっ。総二郎、司。ちょっと用事があるんだ。来てくれないか」

西門「あぁ。」

司「分かった」

3人はこの場を後にした。

A(え…！まって…！これ2人きりだよね……？)

恐る恐る後ろを振り返ると少し不機嫌そうな花沢さんが私を見ていた。

類「あきらの事好きなの？」

A「え……？ち、違います！」

類「じゃあ、なんで、あーんしたり、手繋いだりするの？」

A「そ、それは……その、」

【花沢さんを妬かせたかったから】

なんて言えるはずがない。

A(ど、どうしよう……)

私は咄嗟に質問仕返していた。

A「好きっていったら……花沢さんはどうしますか………？」

A(って何聞いてるの……！)

言った言葉は取り消せない。

最悪だ…。

類「どうすると思う？」

気づくと私はソファに押し倒されていた……。