You can’t turn back time. ページ2
.
「おにいちゃん!ねぇ、早くいこうよ。Aもうまてない!」
「分かった、分かったから。引っ張らないでくれA」
おにいちゃんが、わたしにひっぱられて、ちょっと笑いながらげんかんでくつをはく。
Aはもう くつをはいてるのに、おにいちゃんおそい!
するとお母さんもげんかんにやって来た。
「ごめんねぇ、傑。明日高専に入学で忙しいだろうに、Aのこと任せちゃって」
「良いんだ母さん。それに、Aとは今日のこと約束してたから」
ね、とおにいちゃんがわたしを見てまた笑った。
Aはうれしくて、うん、って首をふる。
「おにいちゃんとあそべるの、今日だけだもん」
おにいちゃんは明日、こーせん?ってところに行くんだって。
だからAとあそんでくれるのは今日だけなの。
「いってらっしゃい、二人とも」
「行ってきます。5時には帰ってくるから」
「いってきます!」
おにいちゃんとあそぶのが待ちどおしくて、おにいちゃんをぐいぐいひっぱってお外に出た。
とたんに、もわっとAのかおにあつい空気が当たった。まだ春なのに、へんなの。
あつい、って言ったらおにいちゃんも、そうだね、ってうなづいてた。
「後で、おばちゃんの店でアイス買おうか」
「うん!」
Aがしたいなーって思ったこと、おにいちゃんはいつも気づいてくれるの。
だから、すき!
「最初は公園かい?」
「うん。えすこーとしてね」
「ははっ。承知しました、プリンセス」
「ちがう!」
「え?」
「A、今はやくざのおじょうさんなの!」
「それは失礼、お嬢さん」
どこでそんな言葉覚えてくるんだ‥‥‥っておにいちゃんがにが笑いしてた。
おにいちゃんがよいしょってAのこと持ち上げて、かた車してくれた。地めんがとおい。
空が、ちかい!
1078人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
舞(プロフ) - 更新頑張ってください!!! (8月25日 3時) (レス) @page10 id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)
アキ(プロフ) - 尊い、、、応援してます (2022年9月23日 11時) (レス) @page10 id: 011262e667 (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - 応援してます!更新待ってます!!!!!! (2022年8月18日 13時) (レス) @page9 id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)
もっち(プロフ) - 尊いのになんか切ない😢💓 更新待ってます! (2022年6月27日 23時) (レス) @page10 id: 52318af24f (このIDを非表示/違反報告)
ほしふる。(プロフ) - 心配ちゃんさん» コメント返信遅れました💦えぇっほんとですか!?ちまちました更新で通知が行かないように設定しているつもりだったんですが‥‥本当にすみません💦私のミスかもです💦お騒がせしました、更新しましたので良ければご覧下さい‥‥!! (2022年6月25日 15時) (レス) id: c44e5c04c6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ほしふる。 | 作成日時:2022年5月28日 20時