向い合わせの空【花宮真】 (ページ24)

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うるさいなページ24

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花宮「……………」

灰崎「(´・c_・`)」

花宮「……………」

灰崎「(´・ω・`)」

花宮「……………」

灰崎「(´；ω；`)」

可哀想に祥吾くん、オタマロさんにガン飛ばされまくってるよ。無言の圧力かけられまくってるよ。さすがに同情しちゃいます。助けませんけど。

まぁ、これといって私には被害ないですし、殺気降り注がれてるのは彼ですから。せいぜいガラの悪い不良同士、仲良くメンチの切り合いでもしててください。

それと、いつもなら微量で致死量に至る猛毒と、彫刻刀張りの鋭利なトークで私を苦しめる花宮さんが、一言も口を利かないんですけど。なんか怖いです。世界滅亡の前触れですか？

貴「祥吾くんは何食べたい？和食でも洋食でも、好きなのあったら遠慮なく言ってね？」

灰崎「ん、なら肉じゃが。あと焼き魚。」

貴「へー、以外。ハンバーグとかじゃないんだ。コッテリ系よりあっさりしてるののが好き？」

灰崎「言われてみればそうかもな。普段弁当とか惣菜ばっかだし、家庭料理の定番って感じのが好きかもしんねぇ。」

貴「じゃあ花宮さんと同じね。この人も見た目の脂っこい腹黒いさに反して、結構薄味の料理のが好きなの。」

花宮「殺すぞくそアマ、余計なこと口走ってんじゃねぇよ。」

貴「やっと口を開いたと思ったらその悪態。もういい歳なんですから、子供っぽく拗ねるのはやめてください。ね？祥吾くん。」

花宮「あぁ？誰が拗ねてるって言うんだよ、ふざけんな。Aの方が俺なんかよりずっとお子様だろ。自分棚上げしてねぇで前向け、ブスが。」

だからどうしていつも私に当たるのよ。矛先を鏡を返してご自分に向けてください。そしてズタボロに切り裂かれろ。

別にこれと言って深い意味もなく話を振っただけなのに、なぜブス呼ばわりされなくちゃならないんですか？解せません。

貴「お前に顔の事をとやかく言われる筋合いねぇよ。そのふざけた眉毛全剃りしてから出直してこい。」

花宮「フハッ、ついにイイコちゃんの化けの皮が剥がれたな。ボイレコで録音して誠凛の奴等にでも聞かしてやりてぇよ。」

貴「黙れオタマジャクシ。水槽に洗剤入れて窒息死させるわよ。」

花宮「たかが生活用品でこの俺が負けるとでも？笑わせんな、口にヨーグルトぶち込むぞ。」

貴「(´・ω・`)しね」

灰崎(え？ヨーグル？え？ちょ、それって絵的に…え？)

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