向い合わせの空【花宮真】 (ページ17)

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帰りますよページ17

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この人たちは何故静かに食事をする事が出来ないんでしょう。

いい加減にしないと私の右ストレートが炸裂しますよ？もしくはグーパン入れます。

木吉「花宮ー、お前って以外に独占欲強いんだなー。」

花宮「は？意味わかんねぇんだけど。日本語しゃべれねぇんなら口塞いでろ。馬鹿が。」

木吉「だってよ、さっきっからずっとAの腰に腕を回してるじゃないか。それって他のやつに牽制してるって事だろ？」

花宮「冗談じゃねぇ。コイツが暇そうにしてっから構ってやってるだけだっての。他に他意なんざねぇし、ましてやこの俺が牽制？ハッ、笑わせんな。」

木吉「そうか。俺の勘違いだったのか。てっきり花宮がAの事を好きで、みんなに見せつけてんのかと思ってたよ。すまなかったな。」

花宮「謝るくらいなら初めっからほざくんじゃねぇよ、答えんのもメンドクセェな。第一Aの所有権は元々俺にあるんだからアイツの意思なんて関係ねぇんだよ。」

所有権て、いつ私のオーナーが貴方になったって言うんですか？人権侵害も大概にしてくださいよ。私にだって選ぶ権利はあるんですよ？

そんな面白くもない発想笑えません。次、またそう言う不愉快な事を口走ったら日にはぶっ殺して差し上げます。

あ、ちょっとテツくん。なに肩震わせてるんですか。他人事だと思って笑ってないで助けてくださいよ。

私、見てわかるように物凄く困ってるんですけど。すでに消え去りたい勢いで頭抱えています。泣いてもいいですか？

花宮「おいA、そろそろ帰んぞ。バックよこせ。」

貴「私まだみんなとお話ししていたいんですけど。帰るのであれば花宮さんお一人で帰ってくだ……わかりましたよ。

わかりましたから、そんな下品な笑みで私を見ないでください。気持ち悪いです。」

花宮「だったらグズグズ言ってないでさっさと立て。夕飯の買い物行かねぇと何もねぇだろ。」

貴「貴方ってたまに家庭的な所ありますよね……まぁいいでしょう。では私たちは先に失礼させていただきます。また誘ってくださいね。」

黒子「はい。また今度、次は悪童さん抜きでお会いしましょう。お気をつけて。」

火神「またなA。俺たちいつもストバスしてっから、暇なときにでも顔だしてくれよな！」

貴「うん、ありがとう。それじゃ鉄平、あとでメールするね。」

木吉「おう！待ってるぜ。」

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