向い合わせの空【花宮真】 (ページ15)

今日:16 hit、昨日:0 hit、合計:38,111 hit

驚きですページ15

.

衝撃のあまり全私が硬直したっきり戻ってきません。

嘘だろ？マジかよ。んな馬鹿なw

だってあの悪童が、あのゲス宮真が、マジバのチョコシェイクを飲んでるんだぜ？

思わず我が目を疑ってしまいましたよ。いや、今も尚信じられないでいるんですけど。

しかもなんか可愛くね？良い子に席に座って飲んでるだなんて…あ、やっぱ無し、無しで。くそ生意気に足くみ始めやがった。くそ態度悪。

花宮「んだよ。何か文句でもあんのか。」

貴「何もありませんよ。いちいち突っかかってこないでください。ただその顔について文句を唱えたいだけです。」

花宮「あぁ？俺のイケメンだからってひがんでくんじゃねぇよ。あ、そのポテトよこせ。」

貴「はぁ？そんなの天変地異が起きたってありえませんから。どこの誰が貴方のそのオタマロ顔をうらやましがるって言うんです？ちょ、勝手に食べないでくださいよ。」

花宮「これだから最近の女は理解力がなくて困る。男は中身より見た目だぜ？

まぁ俺は中も外も完璧だけどな。お、うまいじゃん。そっちのバーガーも味見させろ。」

貴「中身より見た目ですって？ハッ、そんなの一昔前の発想ですよ。

男は権力と財力が一番に決まってるでしょ？てか、私のばかり食べないでくださいよ。ご自分で買ってきたらいいじゃないですか。」

花宮「残念だったな、俺は経済力も思慮深さもかねそなえてる天才だ。

お前の言ってる理想ど真ん中なんだよ、ヴァーカ。いちいち買いにいくのメンドクセェだろ、それに人から奪った方がうまいんだよ。」

ちょっと、その台詞は私の可愛い後輩君のものですよ。勝手に乱用しないでしないでください。

貴方には色々とオプションがついてるんですから、それを駆使して十分繋いでいけるじゃないですか。

なのに彼にはその台詞しか与えられなかったんですよ？それなのにその単語を取り上げたら、ただのコーンロウしか残らないじゃないですか。寂しいにも程があります。

修造のお気に入りのサンドバッグである祥吾くんを、もっと大切に扱ってくださいよ。

これじゃあ消耗が激しすぎてあっという間に消えてしまうじゃないですか。ただでさえ作者の中から薄れていると言うのに。

花宮「いいから出せ！」

貴「嫌です！」

花宮「体ごと食うぞ！」

貴「もっと嫌です！離せ眉毛！」

花宮「眉毛ネタいい加減にしろ！死んでも離さねぇし！」

.