想い人 (戦国) ページ44
濃)ねぇ、Aは想い人がいたりする?
濃姫様と縁側に座っての会話
それは戦ばかりの私にとってとても和む時間
だけど、今日はいきなりのこの質問に動揺し、飲んでいたお茶を吹き出しそうになった
貴)のっ濃姫様っ!なぜそのようなことをっ!?////
濃姫様はクスクスと笑う
濃)どうなのかなと思ってきいただけよ。ふふ!そんなに動揺して、もしかしているの?う〜ん、誰かしら...
貴)いませんって!////
否定するも考え込む濃姫様にはきこえていない様子
濃)やっぱり貴女とよく行動している人よね...それなら、光秀?
貴)なっ/////
濃)あら、その様子をみると図星かしら?
貴)ちっ違います!////私はあんな変態は絶対っ 明)おや、誰が変態ですって?
後ろを恐る恐る振り向くと光秀が立っていた
貴)みっ光秀!いつからそこに!?////
明)ついさっきですよ。あぁ、帰蝶、少し席を外してもらっても?Aと2人で話したいことがあるんです
濃)ふふ、いいわよ。ごゆっくり
明)フフッ、ありがとうございます
濃)A、また今度ゆっくり話をしましょうね
貴)えっ!濃姫様待って!(こいつと2人っきりにしないでぇ!)
明)A...
腕を掴まれて私はびくりと震えた
貴)なんだよ話って...っ!?////
掴まれていた腕がぐっと引かれ、私は光秀の腕の中に閉じ込められた
貴)どういうつもり!?離してっ 明)嫌です、離しません
もがいてももがいても光秀の腕の力が強すぎて逃れることができない
貴)いい加減にしろ////
こいつはいつも体温が低いはずなのに、目の前にある胸は温かく、私の背を抱く腕も温かい
しばらくして光秀は口を開いた
明)私は貴女が好きです...ですから、離したくありません...
貴)は...今なんて////
明)私は貴女と出会ってから貴女と一緒にいることが戦よりも何よりも楽しいと感じるのです
光秀はそう言って微笑する
明)私が貴女を好くことで貴女を不幸にしてしまっているかもしれません...ですが、それでも私は貴女のことを諦められないのです
さらにぎゅっと抱きしめるその腕から思いが伝わってくるような気がする
貴)私も光秀と一緒にいると楽しいよ...不幸なんて感じたことなんて一度もないし、これからだってきっと...まぁ、変態だけど私は光秀のことはすっ好きだ...////
気がつくとこんなことを言っていて思わず顔を真っ赤にした
明)─っ!A!
貴)ちょっ!?////
光秀は嬉しそうに私に口付ける
昼下りの陽光が2人を温かく包み込んでいた
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レミ - 性的な描写があります。フラグをちゃんと立ててください (2018年11月25日 14時) (レス) id: 9e95386d93 (このIDを非表示/違反報告)
瑞 - 黒猫さん» ですよね♪ギャップ萌えですよ!!! (2016年4月17日 10時) (レス) id: 0eaa8b78af (このIDを非表示/違反報告)
黒猫(プロフ) - 瑞さん» そうですそうです!怖いから良いのです!変態だから良いのです!ww イケメンなのに...っていうギャップがたまりませんw (2016年4月13日 22時) (レス) id: 5e877ed3ac (このIDを非表示/違反報告)
瑞 - 黒猫さん» もう。。。なんか、怖いですww でも、それがいいんですよね♪ (2016年4月10日 23時) (レス) id: 0eaa8b78af (このIDを非表示/違反報告)
黒猫(プロフ) - 瑞さん» 見れたんですね!opで猿轡をつけて出てきたのにはびっくりしましたよww 確かに光秀様は使いやすいです!技もかっこいい!でも、宴とそれ以前では技がちょっと違ってて以前はもっと激しい技がありましたww (2016年4月5日 21時) (レス) id: 5e877ed3ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒猫ノ尻尾 | 作成日時:2016年2月1日 22時