御狐様はストーカー 2 ページ25
私はスーパーにとりあえず塩を買いに行こうと猛ダッシュした。
スーパーまであと100mほどだと思った時、目の前に突然現れた彼の胸に突っ込んだ。
光)クククッ...危ないですよ、A。
貴)ちょっと!離して!
彼は私を抱き締めたまま離さない。
貴)もう、いい加減っ...!?////
彼の唇が私の唇に重なる。私は驚きのあまり何も抵抗できなかった。
光)Aの唇、とても甘くて美味しいですね。
貴)なっ...いったい...どういうつもり...?////
彼は動揺する私を見てクスクス笑い、貴女が暴れるのでと言った。でも、その後彼は俯いて私から離れた。
光)Aが嫌がることをしてすみません...もう、しませんから側にいてもいいですか...?
耳がシュンと垂れ、悲しそうに上目づかいでこちらを見つめる。
貴)っ......いいよ....許してあげる....
ずるい...そんな顔されたら許さないなんて言えないじゃん...
そう言うと、彼は嬉しそうに尻尾をフワフワ振った。
光)では、Aに取り憑いていいですか?
貴)いいよ...って...あっ!それは駄目!
光)...そう...ですよね...やっぱり駄目ですよね...
彼の尻尾が悲しげに下がった。
貴)あぁ〜もう!いいよ!勝手に取り憑きな!
光)本当ですか!?あぁっ!嬉しいです!
そう言ってぎゅっと私を抱き締める。この切り替えの早さを見ると、さっきのは演技だろと思ったが、私はこの御狐様のことが何だかんだ言って好きなようでよしとしたのだった。
(これで堂々と一緒にお風呂に入れますね)
(は!?そんなの駄目に決まってんだろ!男と入るなんて無理!)
(なら、女の姿に化けましょう。それなら洗いっこもできますし、いいですね...)
(やっぱり私に取り憑くのやめにしようか、光秀くん...)
2/14 バレンタイン企画 天海ver.→←御狐様はストーカー 1 (妖パロ ケモミミ注意!)
26人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
レミ - 性的な描写があります。フラグをちゃんと立ててください (2018年11月25日 14時) (レス) id: 9e95386d93 (このIDを非表示/違反報告)
瑞 - 黒猫さん» ですよね♪ギャップ萌えですよ!!! (2016年4月17日 10時) (レス) id: 0eaa8b78af (このIDを非表示/違反報告)
黒猫(プロフ) - 瑞さん» そうですそうです!怖いから良いのです!変態だから良いのです!ww イケメンなのに...っていうギャップがたまりませんw (2016年4月13日 22時) (レス) id: 5e877ed3ac (このIDを非表示/違反報告)
瑞 - 黒猫さん» もう。。。なんか、怖いですww でも、それがいいんですよね♪ (2016年4月10日 23時) (レス) id: 0eaa8b78af (このIDを非表示/違反報告)
黒猫(プロフ) - 瑞さん» 見れたんですね!opで猿轡をつけて出てきたのにはびっくりしましたよww 確かに光秀様は使いやすいです!技もかっこいい!でも、宴とそれ以前では技がちょっと違ってて以前はもっと激しい技がありましたww (2016年4月5日 21時) (レス) id: 5e877ed3ac (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:黒猫ノ尻尾 | 作成日時:2016年2月1日 22時