明智のち天海 〜死神たちの短編集〜

魅惑の第ニ衣装 (戦国) ページ15

貴)ねぇ、天海様。

天)なんですか？

貴)どうしてそんなに背中がでてるの、その衣装(4の第二衣装)。そんな格好されたら私、戦に集中できないよ？さわりたくなっちゃうよ？それに髪を結ってうなじが丸見えで、かぶりつきたくなっちゃうよ？というか今すぐさわるッ！かぶりつくッ！

天)......

貴)あっ、何よけてるの！もしかして恥ずかしいの？可愛いなぁ天海様は...ってどこに行くのぉッ!?

天)手を離してくれませんか?私はとても忙しいので。

貴)絶対離しません！

天)だから、忙しいと言っているでしょう？貴女の相手をしている暇は...

貴)ちょっとだけならいいでしょ？

天)...全く、本当に貴女って人は...私に付きまとって何が楽しいのです...?

貴)何がって大好きだからに決まってんじゃん！好きだから一緒にいたいんだよ!そりゃあ天海様は変態で〜たまに物騒なこと言ったりするけどさぁ....でも、秀秋様をからかってるときの楽しそうな顔とかすごい可愛いし、それに何だかんだいって優しいしさぁ...

天)......

貴)あれ....なんか....(告ったみたいになっとる!?)////////

天)Aさん...

貴)えっと〜今のはさっ!!...全部....気にしないで....くれませんか...////////

天)Aさん

貴)はっはいっ!!なんでしょう....?////ちょっ!?天海様!?

彼は彼女を引き寄せた。

天)私をさわりたいのでしょう？

貴)えっ!?いや...それは冗談で言っただけでして...////

天)おや、遠慮せずとも良いのに。先ほど私を今すぐさわりたいと興奮気味に言っていたではありませんか。

貴)やっでもっ...////ひゃっ!?

いきなり腰に手をまわされ、さっきより彼との距離が縮む。

天)....そういえばかぶりつきたいとも言っていましたね......クククッ...でも、今の貴女には出来そうにないので、私が変わりにして差し上げますね...

そう言ってマスクをはずすと彼女の首筋に口を付けた。

貴)ひにゃっ!？////

彼女に付けた痕から流れ出す血を丁寧に舐めとった。さらに軽く噛みつき、その部分を強く吸う行為を繰り返すうちにその痕は鮮やかな赤に染まってゆく。

天)んっ...ふっ....あぁ、とても美味しいですねぇ...

貴)てんかいしゃまぁぁ...もうたっていられましぇん...////

天)おやおや、仕方ないですねぇ...クククッ!

彼は彼女をお姫様抱っこし、自分の部屋に向かった。

天)ほら、しっかりしてください。貴女にはまだ、仕事が残っているのですから...私と2人きりでやる仕事がね...クククッ...

見た目は子供 頭脳は大人(戦国)→←お酒は危険なのです (戦国)

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