事務所 ページ13
Aside
一｢着いたぞ…ここが左馬刻の事務所。ここにいるはずだ｣
左馬刻には言っておいたしな…と言われ、いつの間に連絡してたんだろうと思った。
??｢おぉ、誰かと思えば偽善者ずらのダボじゃねぇか｣
一｢左馬刻…｣
急に聞こえた声にびっくりし、一郎の後ろに隠れてしまった…。昨日と同じになってしまった…
でも、仕方ないよね…びっくりすると隠れちゃうんだもん…ｱﾊﾊﾊ…
左｢急に連絡して来たと思えば、″明日依頼でお前の所に行く。理鶯と待ってろ″とか……俺様に命令するじゃねぇよ！｣
一｢…とりあえず理鶯さんはいるのか？｣
左｢いるが、何の依頼だァ？｣
一｢それは…｢私の兄を探して欲しいと依頼したの…｣…ってことだ｣
左｢……ｯ!?お前は…｣
左馬刻さんは私を見るなりびっくりしたような顔になり、固まってしまった。
｢あのぉ…左馬刻さん？｣
左｢あ、あぁ……とりあえず入れ｣
中に入ると怖そうな人が沢山いた…
｢怖い…｣((ﾎﾞｿｯ
誰も気付かない声で言ったと思っていたが一郎には聞こえていたようで、私を見たと同時に震えていることにも気づいていた。
一郎は｢大丈夫だ、何かあったら俺が守るからよ｣と言ってくれた。
左｢理鶯、待たせたな｣
理｢左馬刻、急に呼び出してどうしたんだ？｣
そう言い、左馬刻さんは部屋に入っていった。
左馬刻さんの声の後に懐かしい声が聞こえてきて泣きそうになった…
私達も入ると、そこにはずっと会いたかった兄さんがいた…。
｢兄さん…｣
理｢……ｯ!?…Aか…？｣
兄さんは私達の方を…いや、私を見てびっくりしていた。びっくりしすぎて椅子を倒す勢いで立ち上がっていた。
｢兄さん！！｣
私はそのまま兄さんの所まで走っていき抱き着いた。
久しぶりに会った兄さんは背が高くなっていて、私を包込めちゃうくらい大きかった。
理｢A…｣
兄さんは私の名前を呼びながら抱きしめてくれた。
左｢良かったな理鶯…｣
一｢良かったな、A…｣
2人は凄く優しい顔でこっちを見ていた。
｢一郎、ありがとう｣ﾆｺｯ
理｢小官からも礼を言う。ありがとう｣ﾆｺｯ
一｢気にすんな！依頼ってのもあるが俺たちはもうダチだ！ダチの兄を探すなんて当たり前だろ？｣
｢一郎…｣(泣)
理｢A…小官がいなかった4年間……大丈夫だったか？何もされていないか…？｣
｢……助けて…｣
理｢……話してくれないか？｣
｢うん…｣
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龍桜楓(プロフ) - ヒトデ★さん» ありがとうございます！頑張りますね！ (2020年5月15日 16時) (
レス) id: c45d58153d (このIDを非表示/違反報告)
ヒトデ★ - 作者さん１日後ですけど誕生日おめでとうございます！!更新楽しみにしてます！ (2020年5月15日 16時) (レス) id: 23b8bb441b (このIDを非表示/違反報告)
龍桜楓(プロフ) - 猫苺さん» それは良かったです！これからも頑張って更新していきますのでよろしくお願い致します！！ (2020年5月8日 16時) (レス) id: c45d58153d (このIDを非表示/違反報告)
猫苺 - 好みドンピシャの小説キター↑↑(^∀^´) (2020年5月8日 16時) (レス) id: 7adddb7655 (このIDを非表示/違反報告)
龍桜楓(プロフ) - 萩さん» ありがとうございます！なるべく毎日が更新するようにしてますので楽しみにしててください！！ (2020年5月6日 22時) (レス) id: c45d58153d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：龍桜楓 | 作成日時：2020年5月2日 0時
