今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:336 hit
小｜中｜大
黒髪の地獄の悪党 ページ12
「わひひひ」
「気持ち悪い……！！」
「本当に僕を倒せると思っているあたり
捺目は可愛いなあ」
「殺すぞ」
「暴言ばかりいって、君の落ち着きのあれは
どこにいったんだよう？？僕が当ててあげよう。
君は何かに身体を蝕まれているんだ」
「うるさいうるさいうるさいうるさいうるさい」
「君は何か勘違いをしてたんじゃないのかなぁあ？
君は自分が正しい事をしていたと思っていたの
でしょう？どうしてこの僕が彷徨える亡者の頭領に
なっていたと思う？どうして僕が君にときどきだが
話かけていたと思う？どうしてだと思うのかい？」
「何が言いたいのよ！」
「君は亡者だ。それ以外に何があるの？」
「……は？？？」
「そうだね、君は自分がもうすでに死んでいる事に
気付いていないんだ。だって、ねえ？おかしいと
思わないのか？捺目」
「何が……」
「石化から蘇った事、化け猫に化かされてもここに
存在している事……それに君、
影であの子にあっているでしょう？？」
「あの子……？」
ーあはははは！！
ーお前は捺守を知っているの？
ー捺守さま？ええ！あなたの、
足して二で割った
一心同体のただ一人の存在でしょ？
「話してる……でも、私は…」
「そういう発言をするということは
君の身体はわかってるんじゃない？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：蜜柑さんですよ | 作成日時：2018年3月2日 18時
