人生万事塞翁が虎 ページ4
康江side
真っ白な光によって眠りに落ちた私達が目を覚ましたのは見覚えのある河原だった
私は現在の状況を整理した
私は川端康江
18歳で、高校三年
文ストの世界へトリップするために私達はエビ反りで寝て、神とやらにあった
と、するとここは文スト第1話の河原
この後敦くんに会うのだと推測した
「Aーー起きてーーー!」
私は、隣で爆睡しているAを起こそうと試みた
凄い寝顔だったって事は云わないでおくことにした
「うぅん…あと6時間……」
「寝かせるか!!」
私はAをありったけの力で蹴った
もちろんA痛がりながら起きた
「いったぁ!?…何だ、康江か、もうちょっと寝かせてよぉ……」
「其れより!此処、何処だか判らない!?」
「ここは……河原?もしかして鶴見川の!?
って云う事はトリップに成功した!?」
気付いたAは分かりやすく飛び跳ねて喜んだ
「そうらしい…これからどうする?」
「とりあえず敦君探す?」
「そうだね」
私達はそういう会話をしていると
かなりボロボロな服を纏った少年が川から出てきた
「あっ!あの子敦君じゃない?」
「そうだろうね。声かけてみようか」
私達は、彼に声をかけた
「やあこんにちは少年!どうかした?」
「うわああああああ!な、なん、えぇ!?つい先刻までここには居ませんでしたよね!?一体どこから……」
「そ、其れより、其処にいる人は如何したの?」
私は怪しまれる前に話を逸らしたら其の人がムクりという擬音が起こりそうな感じに起き上がった
「うわッ!…川に流されてましたけど大丈夫ですか?」
敦君であろう少年が青年に話しかけてる中、Aは私に小声で話しかけてきた
「あ!あの名シーンが!」
「うわああぁぁ生で見れる!!」
ヒソヒソと話してる間も話は進んでた
私は途中途中ツッコミを入れてたが
「助かったか…ちぇ」
「ちぇ!?」
「君かい?私の入水を邪魔したのは?」
「僕はただ助けようとしただけで…って入水!?」
普通はそんな反応だ、何もおかしくない
「知らんかね。入水…自 殺だよ」
「じ、自 殺!?」
「そう、私は自 殺をしようとしていたのだ。それなのに君が余計なことを…」
少年じゃなかったら確実に投げ飛ばされてたと思う
少なくとも私はそうする
「とは云え、人に迷惑をかけないクリーンな自 殺が私の心情だ
なのに、君に迷惑をかけた時点で其れはこちらの落ち度を何かお詫びでも」
瞬間、腹の声が聞こえた
ラッキー双黒
太宰治
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みゆうい(プロフ) - アイカさん» いえいえ、素敵なアドバイスありがとうございました!!(遅くなってすみません)成る程行間ですか…改善してみます!! (2018年9月28日 3時) (レス) id: 58bde6ec82 (このIDを非表示/違反報告)
アイカ(プロフ) - こんにちは〜。素敵な作品だと思います!評価させていただきました。アドバイス・・・としては、行間がわかりにくいかなぁ、と。伸ばすところは多くとって、地の文のところは開けない、みたいにしたらよろしいのではないでしょうか!上から目線すみませんでした。 (2018年9月27日 6時) (レス) id: f7758fe083 (このIDを非表示/違反報告)
みゆうい(プロフ) - ゆきゆきさん» ありがとうございます!でも文字数が足りなくなるのでもう使いたくないですw更新頑張ります! (2018年4月3日 16時) (レス) id: 934b968946 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきゆき - ルビがカッケーー (2018年4月3日 8時) (レス) id: 1561dbe350 (このIDを非表示/違反報告)
空蘭 - 厨二…ww (2018年1月21日 19時) (レス) id: ea1bd731b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みゆうい | 作成日時:2017年8月5日 10時