＿＿奪ってもいい？？

STORY.7 ページ8

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鳴


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一也は多分、葵のことが好きだ





さっきだって俺のとこに葵をやりたくないからあーやって手を掴んだんだと思う



だけど、一也




＿俺は譲るきねぇから




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帰り道

あきらかに葵の様子がおかしい




｢ねぇ、葵｣





俺が聞いても答えなしっ



さすがにムカついてきたから、



｢葵！！聞いてんの？｣





あ、ははは…と曖昧な返事をした彼女はきっと一也のことを考えてたんだと思う







｢なに？さっきから一也のことでも考えてた？｣



ちょっと怒りながら、いじけながら言ってみた





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彼女は俺の好きな笑顔で笑って可愛いなぁ、なんて言ってきた





気づけば葵の家の前



じゃあね、と言い家に入る彼女の後ろ姿を見ながら思った




＿まだ一緒にいたい




気づけば俺は彼女を後ろから抱きしめて耳元でつぶやいた



そして、キスをした＿

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顔が真っ赤になった彼女はとても可愛くてずっと俺のものにしたい、そんな独占欲が湧いた



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＿どんどん好きになっていくよ、葵



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