忌まわしき過去 ページ3
Aside
「ねぇ、あの公園変じゃない?」
私は今いる場所から
数百メートル離れた公園を指指す
太宰「黒い濃霧…?」
公園を覆うようにかかる黒い濃霧
それはまるで”闇そのもの”だった
「……ねぇ、あの公園って
鏡花の任務の場所の近くじゃ…」
太宰「…最悪公園にいるってことも
……ってA!!!」
太宰がその言葉を言い終える前に
私は全速力で走り出す
鏡花、鏡花、鏡花っ!!!
「お願い、無事でいて…」
−−−−−−−−−−−−−
鏡花side
鏡花「……ここは」
敦「おそらく霧の中…だと思うよ」
辺りは黒一色に染められ
何も見えはしない
鏡花「…真っ暗」
敦「一体何の異能何だ」
鏡花「わからない…こんな異能見たことない」
敦「…ねぇ、鏡花ちゃん、向こうに光が…」
敦が指を指す方向には
確かに一筋の光が見えた
その光を目指し私達は歩く
けど、その光の元にあったのは……
・
・
・
・
?「誰も救わぬものに生きる価値はない!」
敦「…っ!!」
?「夜叉白雪はお前の両親を惨殺したのだ」
鏡花「…っ!!」
私達が最も目を背けたいと思い続けている
忌まわしい過去の記憶の欠片だった
−−−−−−−−−−−
Aside
太宰「待つんだ!」
いつの間にか私に追いついた太宰が
私の腕を掴む
「離して!速く行かなきゃ
手遅れになるかもしれない!」
太宰「まだ鏡花ちゃん達が
巻き込まれたと決まったわけじゃ…」
「隆一ならきっと鏡花を餌に
私を釣ろうと考える!!」
そうだ、隆一のことだ
きっと鏡花を餌にして私を釣ろうとする
あいつはそういう男だ
昔からずっと…
太宰「なら私も一緒に行く
君一人だけにするのは危険だ」
「……好きにすれば」
私は太宰の手を払い
公園へと向かう
鏡花の無事を願いながら…
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ミルクチョコ - れいかさん» そう言っていただけると書く力湧いてきます!!!頑張って更新していきます! (2019年12月11日 10時) (レス) id: 7bad47f6ce (このIDを非表示/違反報告)
ミルクチョコ - 宮園 瑛里華さん» ありがとうございます!!頑張って更新していきます! (2019年12月11日 10時) (レス) id: 7bad47f6ce (このIDを非表示/違反報告)
れいか - 私、文スト大好きで、しかも太宰さん推しです!すごくこの作品好きで、楽しみにしています! (2019年8月6日 22時) (レス) id: 691c487e62 (このIDを非表示/違反報告)
宮園 瑛里華(プロフ) - すごく楽しいです!続きが気になります!更新大変だと思いますが頑張ってください!楽しみにしてます! (2019年7月17日 2時) (レス) id: e2d3d76e70 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクチョコ - ご指摘ありがとうございます!!確かにドッグスで犬達てすもんね(汗)これからも精一杯がんばりますので最後までお付き合いくださいm(_ _)m (2019年7月13日 12時) (レス) id: 7bad47f6ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミルクチョコ | 作者ホームページ:
作成日時:2019年7月8日 0時