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栗「三十話。」 ページ32

善「いぃぃやぁぁぁ!!!」

うるさっ!いやもう叫ばれるかもしれないって考えたけどこんな叫ばれるって思ってなかった!

それと。

宇「A!男と組むなっつたろ!」

先生チームから聞こえてくる宇髄先生の声。

こっちもうるさい。

あとなんで指図されなきゃいけないのか分かんない。

炭「A、これは?」

『炭治郎、あたし達はなにも聞こえてない。』

隣で不安そうに言う炭治郎にあたしはただ前を向いて競技が始まるのを待つ。

そう。

あたしは炭治郎と二人三脚をする。

知ってるのは赤チームの皆だけ。

50m走100m走200m走400m走800m走以外の競技は男女混合。

まぁ男女でする人も片手で収まるぐらいしかいないと思う。

すると偶数ペアは反対側のところからスタートらしく、あたしと炭治郎は赤チームのアンカー。

1チーム十組走るから反対側に行かないと。

『炭治郎、こっち。』

炭「あぁ!分かった。」

あたしは炭治郎の手を握って反対側に連れて行く。

善「やめてぇぇ!!お願いぃっ!!」

宇「手を離せ!繋ぐな!」

マジで黙ってくれこいつらは。

悪いがあたしも炭治郎もその気はさらさらない。

お互い承知済みだ。

もちろん赤チームも。

カナヲも何故かヤキモチを妬くどころか二人三脚を二人で頑張るように応援してくれた。

まぁお互いその気はないからね。

『炭治郎、周りでギャーギャー騒いでるのは無視して赤チームのために二人三脚頑張ろう。』

炭「そうだな!」

『じゃあ左足出して。手ぬぐいで結ぶから。』

そしてあたしの右足と炭治郎の左足を手ぬぐいで結んだらまたギャーギャー言いだした。

もう文句言ってもよくない?

「位置について、よーい、ドン!」パァン

二人三脚が始まって最初は一位は先生チーム。

二位は赤チーム。

うん、順調。

それにしても先生チームでカナエ先生は鍵だ。

きっとキメツ学園の女性教師一番早い。

ほら、ペアの女性教師もう死にそうな顔してる。

そしてそのまま二番手に先生チームがバトンを渡して走り出そうとした瞬間こけた。

痛そう。いや、絶対に痛かったよ。

赤チームはその内にバトンを渡して抜かしていく。

…なんとも言えない。

そのまま赤チームは一位を守り八番手にバトンが渡された。

『炭治郎、いこ。』

炭「あぁ。」

そしてあたし達がスタートラインに来ると、先生チームからも出てきた。

一体誰だろ?

そう思ってみたら、

宇髄先生と不死川先生だった。

…泣いていいですか?

富「三十一話だ。」→←作者からです!



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設定タグ:恋愛 , 鬼滅の刃 , キメツ学園   
作品ジャンル:アニメ
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絵宙(えそら) - え、マジかここで終わるんですか。まだ続きがあるのかと、恋実って正体バレたりと…いや面白いから良いんですがでも面白いからこそ続けて欲しいなと………ごめんなさい、ミシェルさん (2020年3月26日 0時) (レス) id: 63faa5bcfc (このIDを非表示/違反報告)
木苺(プロフ) - 冨岡さんの冨が殆ど全部間違ってる気が、、、 (2020年3月20日 21時) (レス) id: 89ac41ad4e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミシェル | 作成日時:2020年1月13日 17時

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