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富「十九話だ。」 ページ20

『無惨さん、無惨さん。』

無「なんだ。」

『ちょっとお願いが…。』

無「断る。」

『ひどいっ!まだ何も言ってないのに!』

無「どうせろくなことじゃない。」

そんなことないもん!

今日は違う会場でバラエティー番組の収録があるから車で移動している途中。

運転席にいる無惨は赤信号で止まってるのにこっちを見向きもしない!

『ろくなことだよ!』

無「それはお前にとってだ。私にとってはろくなことだ。」

『うっ。』

確かにその通りかもしれないけど。

本当に外したく日だもん。

後ろの席でしょんぼり落ち込んでたら無惨のため息が聞こえた。

無「どうするかは聞いてから決めてやる。」

『!ありがとう無惨!』

さすがあたしのマネージャー!

『あのね来週の火曜日。何か仕事入ってる?』

無「要件を先に言え。」

『その日体育祭なの!だからその日はオフにしてほしいなぁって思って。』

無「………。」

無言。

これは確実にある感じだ。

無惨だもん。仕事はずっと一緒にいた仲だから分かる。

『そっか。なら仕方な。』

無「その日はちょうど番組関係の仕事は入ってない。」

『!』

無「お前がその体育祭とやらまでにその日の仕事をやると言うなら、お前の我儘を聞いてやる。」

『やるっ!ありがとう!無惨っ。』

無「ひっつくな。事故るぞ。」

『それは困ります。』

後ろから抱きしめたら無惨が明らかに嫌そうな顔したけどさせてほしい!

だって今心の中がとっても幸せだもん!

あたしは収録がある会場に着くまで無惨を抱きしめていた。

〜☆〜

栗「そう。良かったね。アルバイトで体育祭出れなくならなくて。」

『うん。体育祭炭治郎やカナヲ、クラスの人達と一年クラス別リレーに出たかったから。』

栗「!私もAと頑張れるから嬉しいよ。」

「ありがと。」

お弁当を食べながらカナヲを見る。

栗花落カナヲはあたしと炭治郎と同じクラスの女の子。

物静かだけどとっても優しいカナヲ。

ひっそり炭治郎に思いを寄せていて可愛らしいところもある女の子でもある。

いつもはあたしは炭治郎、善逸、伊之助と。カナヲは三年の胡蝶しのぶ先輩と食べてるけどお互い用事があって一緒に食べられなくなったから二人で食べてるの。

『体育祭は炭治郎も張り切ってるからカナヲが支えてあげてね。カナヲが自らしてくれたら炭治郎は絶対喜ぶから。』

栗「…うん。」

恥ずかしそうに頷くカナヲ。

カナヲは本当に可愛い。

『二十話だよー!』本当の姿→←嘴「十八話……ねみぃ。」



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設定タグ:恋愛 , 鬼滅の刃 , キメツ学園   
作品ジャンル:アニメ
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絵宙(えそら) - え、マジかここで終わるんですか。まだ続きがあるのかと、恋実って正体バレたりと…いや面白いから良いんですがでも面白いからこそ続けて欲しいなと………ごめんなさい、ミシェルさん (2020年3月26日 0時) (レス) id: 63faa5bcfc (このIDを非表示/違反報告)
木苺(プロフ) - 冨岡さんの冨が殆ど全部間違ってる気が、、、 (2020年3月20日 21時) (レス) id: 89ac41ad4e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミシェル | 作成日時:2020年1月13日 17時

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