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school84 ページ28
戦刃むくろ(絶望、軍人)side
私はその光景に目を疑った。
何が起きた。いま、私の後ろでは何が起きている?
生臭い血の臭い。戦場でよく嗅いだ臭いだ
「あぁ……。ぃ、たぃ、ょ……」
いまにも消えそうな声。でもこの声は私の大事な仲間の宮内Aちゃんの声。
どうしたの?何が痛いの?手当てしないと、死んじゃうよ?
“死んじゃう”その私の言葉で私はやっと理解できた。Aちゃんは……。Aちゃんは……。
血だらけで死にそうなんだ。
Aちゃんがいるのは私がさっきまで居た位置。そしてそこにはグングニルの槍が突き刺さってる。
何があったの?あれ?落とし穴だよね。どうして槍が……。
もしかして殺そうとしたの?私を?
Aちゃんは私を庇ったの?
戦刃「あ、ああああああああああああああああああ!!!!!!」
私は思わず体育館を飛び出した。
そこにある真実を。目に見える答えを信じたくなくて。
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作者名:深夏 | 作成日時:2014年5月28日 20時