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はこいり1 ページ1

それはある日のことだった



練習を終えてくたくたになった沢村は

夕飯を食べるべく寮の食堂までの道を歩いていた

「あれ?」


普段は何も置かれていない道に

段ボールがぽつんと置いてあった


「なんだこれ…」

気になった沢村は段ボールを持ち上げた


「なんか重いぞ」


そう呟いた途端、

ガタガタッと段ボールが音を立てた



「う、うわぁぁあ!!!」




驚いた沢村は持ち上げていた段ボールを

コンクリートの上に落としてしまう。


春「栄純くんどうしたの!?」

御「なんかあったのか?」


沢村の叫び声に春市、降谷、倉持、御幸たちが駆け寄る



沢「な、なんか段ボールが動いて!」

倉「段ボールが動くわけねぇだろ」



ガタガタッと段ボールが動いて


降「…幽霊?」

春「そんなわけないよ、多分」


開いた

「え?」

だか5人は言葉を失った



『む?ここはどこじゃ?』



箱の中には愛らしい女の子が入っていたからだ

女の子は周りをキョロキョロして

沢村たちと目が合うと


『わらわを無理矢理連れ戻そうとしても無駄じゃぞ!』


えっへん!っと威張った様子で言いきった

すると

御「いや、俺らは間者でも何でもないし
てか、君は誰?」

『名を聞く前にそちらが名乗るのが礼儀であろう』


御「ん〜、俺は通りすがりのイケメンってやつなんだけど」

『通りすがりのいけめん、じゃな!』


4人「(本気にしちゃダメだろ!!)」


『では、わらわも名乗ろう!
わらわはAというものじゃ、えーっと、む?…』


御「どーしたよ、A」

『はて、誰の娘であったかのう…?』


「「「「はっ??」」」」


『うーむ、分からぬ!!
まぁ、よろしく頼むぞ!』


「「「なんか大雑把に終わらせた!?」」」

はこいり2→



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作者名:うぃこんぶ(きの) | 作成日時:2015年6月6日 23時

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