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「わ…我々は封鎖さえされれば助かると話しただけだ…」


「よさぬか!

この不届き者め!

神より授かりしローゼの壁に…

人間風情が手を加えるというのか!!」


あの人たちのせいで壁上の武装に時間がかかった。


迷惑な方たちですね。


と、考えていると何やら話が進み現在エレンが話し始めている。


「大体…

あなた方は…

巨人を見たこともないくせに何がそんなに怖いんですか?

力を持ってる人が戦わなくてどうするんですか。

生きる為に戦うのが怖いって言うなら力を貸してくださいよ。

この…腰抜け共め…」


まずいか、と腰に提げていた刀を抜き憲兵の方へ走る。


「いいから黙って

全部オレに投資しろ!!」


スパッ


ガシャ


銃を壊す。


「憲兵団様。

それは許可されておりません。」


バキッ


ドカッ


刀をしまいながら二人の後ろに立つ。


「これは持論だが。

躾に一番効くのは痛みだと思う。

今お前に必要なのは言葉による『教育』ではなく

『教訓』だ、しゃがんでるから丁度蹴りやすいしな。」


ドスッ

バキッ


「待て。リヴァイ。」


とナイルが口を挟んだ。

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作者名:なう | 作成日時:2015年8月15日 17時

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