十番隊副隊長は朽木家の姫君

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Aside




洒落た登場をして私のイライラをMAXにさせたアイツ、観音寺はステッキみたいなので除霊するらしい。


「あの虚(ホロウ)は誰かが孔に妙な刺激でも与えない限り、まだ虚(ホロウ)になるまで半年以上あるんだよ」




でも…

あのステッキ、丁度虚(ホロウ)の孔と同じくらいの大きさ。




まさかとは思うけど
あのステッキを孔にさすなんてこと…



「…した」

「まずいぞ、あんなことをすれば霊魂の傷口の孔が広がるだけだ！」

案の定、ものすごい叫び声をあげている

痛いのは最初だけ、すぐに成仏させてやる



そんなの嘘でしかない。



瞬歩で観音寺のすぐそばによる


「おやおや…来客さん、どうされたんですか？
ここは立入禁止ですよ」

「私は死神。貴方が無理矢理虚(ホロウ)にしようとしてて、何も知らないのに善者ぶってるのにムカついてるんです」

「おーっと…？何故か観音寺の手が止まったぁ〜！
これには理由があるのかっ？」
　

すると、観音寺はビデオの方に向かっていった


「霊感が強いヒトには見えるだろうが、ここには死神さんがいるんだよベイビー」

「死神…？あのカマを持ってて除霊をするとかいうの…？」
　
「そうさっ！…しかし、怖いイメージとは裏腹にチョーキュートな、ね」

「…いい加減にして。それ、このままじゃ完全な虚(ホロウ)になる」

「何を言ってるんだい？私はね、この方法でいくつもの虚(ホロウ)を楽にしてたんだよベイビー」

「それが間違ってるの。……これから虚(ホロウ)が暴れだす。貴方、自分の無力さ…現実を見てみなよ」

そういって、今度はカリンたちのもとに瞬歩でいった

「カリン、ちょっと理由つけて着いてきて」

カリン「うん。あたし、トイレいってくる」


すぐにもどれよ〜っ！


というお父さんの声を聞いてから、その場を後にした

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あずきいろ

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