お隣さん ページ6
しんたろーとばいばいして私は帰路に着いた。
『ままーただいまー』
母「あーおかえりー密ちゃーん」
『まーた飲んでんのー?ちゃんと寝るとき水飲んで寝なよねー?』
母「うーんわかってるー密ちゃんもう一本取ってぇー」
『、、はぁ、もうこれで最後にしなよ?』
そう言ってキッチンへ向かうと、流し台には想像よりもかなり多い数の空き缶が置いてあった
『ねぇ、ままやっぱりもう今日飲むのやめな?』
母「えーだってね、土曜にねパパが帰ってくるのよー
連絡あってね、嬉しくてつい、だからもう一本だけ!」
『そっか、、でも今日は飲みすぎてるから明日にしよ?ね?』
母「、、、わかったー。あのね、密ちゃんごめん今日ご飯作れなかった」
『んーん、いいよ。自分でテキトーにやるし!ままはもう寝なね?』
母「おやすみー密ちゃん」
『うん、おやすみ。』
そう、私のままはきっとアルコール依存だ。
ぱぱは仕事が忙しく滅多に帰ってこない。だからその寂しさを昼下がりくらいから飲む酒で埋めてる。
メンタルもちょっと弱いから調子が良い時と悪い時の差が激しく、家事もあまり手につかない状態だ。
『はあ、、今回は本当に帰ってきてよね、、なんか疲れた。散歩でも行こ』
しっかりと戸締まりをして、私は落ち着ける場所へと足を進めた。なんとなくまだ帰りたくなくて公園のベンチに腰掛けた。
?「おーい、何してんだ?」
そう背後から声がして振り向くと見慣れた顔がいた。
『日向くんじゃーん!おつー。今帰り?』
日「おう!風邪ひくから早く帰れよ?」
『うーん、なんとなく帰りたくないからもう少しいる』
日「そーか。んじゃ少し喋ろーぜ!今日入学式だったんだろ?」
隣に腰掛けて日向くんは話し始めた。たまにこうしてここに来て2人で話す。それがけっこー楽しんだよね
『そーそー!でさー、緑間と再開してさー全然変わってなかったwもう1人も中々面白くてさー高尾って言うんだけど、、』
私は今日あったことを全部話した。ベラベラ喋って途切れない私の話を笑いながら聞いてくれた
日「緑間は秀徳に行ったのか、、あ、そういえば俺らのとこにも1人帝光中のやつ入ってきてたぜ!たしか、、黒子?だったか?」
『え!まじで!テツヤ誠凛だったんだーよかったバスケやめなくて』
日「お、知り合いか?」
『うん!キセキ達とみんなでよく帰ってたよー』
日「まじでか!どんな奴なんだ?」
次に行きます!
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:苗字名前 | 作成日時:2022年5月19日 23時