謝罪 ページ21
夕暮れ前に戻ったマダム・ポンフリーはグッタリとしたリーマスをどこかへ連れて行った。
消灯時間が近づき、談話室へ戻ろうとAが医務室を出ると、見覚えのある3人が待っていた。
「えっと、リーマスならいないよ？」
リーマスを探しにきたのかと思い、3人に言う。
「今日は君に用事があって来たんだ」
「わたしに？」
「この前は本当にごめん。君にはとても嫌な思いをさせてしまった」
戸惑うAに、揃って頭を下げる3人。
「お前がリーマスの秘密に気づいたんじゃないかって心配して、それでつい…すまん」
「いいよ、気にしてないよ。
…じゃあシリウスもジェームズもピーターも、リーマスの秘密を知ってるの？」
「あぁ」
「…よかったぁ！リーマスには、辛い時も傍にいてくれる友達が居るんだね」
そう言って顔を綻ばせるAに3人は驚いて顔を見合わせた。
「…君のボガートは人狼だったから、僕らはてっきりリーマスを怖がっているんだと思っていたんだけど…」
「…わたしが怖いのは人狼そのものというよりは、人狼に対する偏見とか差別とかが怖いの。満月の時以外はわたし達と何も変わらないのに、あまりに酷い扱いを受けてる。
そんな人間の嫌な面が怖いと言うか、それの象徴があの姿になったんだと思うの」
真剣な顔でゆっくりと話すA。
「…Aは本当に優しいんだね」
ピーターがポツリと言う。
「そうかな…ありがとう」
少し恥ずかしそうにはにかむ。
3人は、Aとリーマスの関係が上手くいって欲しいと心から思ったのだった。
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麗(プロフ) - 34ページも同じく名前変換が出来ていないところあります。 (2021年2月4日 9時) (
レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
麗(プロフ) - 16ページ 多分なんですけど、名前変換が出来ていないところあります。 (2021年2月4日 9時) (レス) id: 411fa15fdd (このIDを非表示/違反報告)
琴葉 - これからも更新頑張ってください！応援しています！ (2021年1月17日 10時) (レス) id: 78ad243e0c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハル | 作成日時：2020年11月28日 20時
