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やっと… ページ3

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「みんな、おはよう」





「おはよーございます」








まだ若い男の先生の声と、生徒の声が教室に響いた





き、きんちょーするう///


みなさん、こんにちは 上條 Aです


ただいま絶賛きんちょー中です///






(^o^)<うわぁーっ!(どした)


転校なんてはじめてだよぉ!!(ぶりっ子ではありませぬ)



どうしよ…今から教室に入ってあいさつとかしなきゃなんだ…







「突然だが、転校生を紹介する」







きたーーーー!!!!


やっべ 吐きそう←




教室は えー!とか マジ!? とか大騒ぎ



こーゆーところに入っていって あー、こんなのかーってなるのが嫌なんですけど!!



なんていってる場合じゃない



そもそも転校は私がお父様に無理を言って頼みこんだことだもん



初日はバシッと決めて、幸せな学校生活を送るんだから!






「転校生、入ってきなさい」





私は大きく深呼吸すると、戸に手をかけた




さよなら、弱虫な自分


こんにちは、明るい学校生活





そして、ゆっくりと開いた








「はじめまして!Aです!」




よし!いえた!



ってあれ?



先生困り顔なんだけども(^ω^)



え俺なんかしでかした?(^ω^)←









「上条……そんな戸の前にいないでこっちに来なさい」


「え?…あっ…(察し)」









しまったーーーー!!!!



緊張のあまり教卓じゃなくて戸の前で自己紹介しちったーーーーー!!!!!


教室からはクスクスと笑い声が聞こえるしどーしよ





と、とにかく教卓いかなきゃ!


私は早足で教卓までいくと、教室をみわたした









うわぁ…緊張する…






あっ…!




あの水色の髪の彼……






やっと見つけた…









「上条…?どうした?」


「あっ、えとなんでも… か、上条Aです!よろしく!」









うわ嚙んだ最悪…


上条だけに…ktkr←






「上条の席は…」


「先生!水色の髪の男の子の隣があいてるのでそこでもいいですか?」


「水色……?このクラスだと黒子か でも今日はまだ来てないぞ」







「あの、いますけど」



先生の一言に水色の彼は手を挙げた





黒子っていうんだ…


へへ新発見(´∀`*)







「えっ!?お、お前いつからいた?」



「はじめからです」





真顔でいう黒子くん




これには先生も青い顔で






「あ、あぁそうだったな!すまん」




生徒の存在を忘れる教師ってどうかと思います…

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作者名:矛盾少年。 | 作成日時:2014年10月16日 18時

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