黒フードのあの子の入団【カゲプロ】

7.着替え ページ10

〜キドside〜


カノが連れて来た奴は、Aというらしい。
女……ではないな。声からして。一人称も俺だし。


カ「って訳でこれからよろしくねーw」

『巫山戯んな！貴様俺の事騙しやがって！
んな嘘くさい顔してるからどんな詐欺師かと疑ったが、何だ！こんな新手の詐欺か?!
俺の時間返せっての！』



シ「と、とにかく、着替えたらどうだ？
服汚れてるしよ……汗かいてるからシャワーも浴びてこいよって」

エ「ほ、本当にご主人が……！喋ってる！」

シ「うっせえッ！お前な……((『じゃあ、そこのお前、服かしてくれ。』……は?!」

シンタローが慌て出す。
まあ、Aが俺に服を要求している訳だし、そうなるだろう。
言ってないからな。俺が女だって……


キ「悪いが、俺は女だぞ((『知ってる』……は？」

『女だから、借りようとしてるんだよ』

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シ「ちょ、ちょっと待て?!お前、男じゃないのか?!」

『正真正銘女だが……』

カ「い、いやでも声は男の人の声だよ……？」

『ああ……ちょっと事情があって……
フード被ってるのもこうやって男声で話してるのも……』

じゃあ…

キ「一旦、俺も一緒に脱衣場にいくが、それでいいか？」

『まあ、、お前、いやキドさんは口固そうだしな。いいだろう。着替え貸してくれ。』

あ、勿論今お前が着ているような奴、という声を背中に受けながら自分の部屋に向かった。






……暫く思考停止してた奴らが叫んでいたのは気の所為だろう…多分。

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