●純粋な彼は。32 ページ35
セト「どうしたんすか?」
貴「いえっ!何でもないですっ!」
シン「げ、元気良いな……」
貴「あはは……」
セト「はなおって言うんすよ。この子。 あ、そういえば。シンタローさんも実家で兎飼ってるんすよね!」
シン「な!何故それを」
セト「キサラギさんから聞いて…
確か名前はー」
シン「ちょ、そんなことどうでも良いから!」
セト「あ、そうそう!殿だったっすよね!」
シン「嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼ー!!!!!!」
シンタローは思った。Aにこんな名前を証した所で絶対馬鹿にされると。「コイツ、兎に殿なんて名前付けて、下僕にでもされたいの?うわぁーw ドM病発揮ー?キモいーw」と言われ、また引きこもりになるのかと。
シン(お願いだ、何も答えないでくれ!どうせ俺にはネーミングセンスの欠片なんてないんだよっ!)
貴「え、と、殿…? へー、格好いい名前ですねっ!なんか凛々しいって感じしますね」
シン「え…?」
セト「そうっすよね!格好いいっすよね」
中々評価の高いコメントが耳に入った。散々な目に合う光景を頭に浮かべていたが、一瞬にして脆く朽ちていった。
シン「そ、そうか…!?」
貴「でも、セトさんもネーミングセンス良いですよね!何か、はなおって可愛いと格好いいの間って言うか…」
シン(あれ、何それ。俺のより好評価?)
セト「そうっすか〜?いや、そんな事ないっすよ。ただ、はなおがその名前が言いと訴えてきたもので〜」
貴「お!心が通じあってる証拠ですね。出逢いに導かれて…的な」
セト「ま、そんな所っす!」
すっかりセトとAはいい感じになっていた。そんな空気状態をなんとかするべく、ある一言を申し出たシンタローであった。
シン「も、もう、寝ようぜ……」
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☆アリス☆ - いつも読んでます!6万hitおめでとうございます!!これからも頑張って下さい! (2015年1月20日 18時) (レス) id: 0cb6f58b42 (このIDを非表示/違反報告)
みりん。⇔セト(プロフ) - ついに60.000hit超え!!!有難うございます!!凄く嬉しいです!これからも、何卒宜しくお願いします(´∀`*) (2015年1月19日 21時) (レス) id: 0cb6f58b42 (このIDを非表示/違反報告)
セト(プロフ) - みりん。⇔セトさん» ご想像にお任せするっす☆ (2014年12月27日 17時) (レス) id: 8967be9ffa (このIDを非表示/違反報告)
みりん。⇔セト(プロフ) - セトさん» 向こうって何処…?// (2014年12月27日 16時) (レス) id: 0cb6f58b42 (このIDを非表示/違反報告)
セト(プロフ) - みりん。⇔セトさん» 俺だけって言われるとなんかむず痒くなるっすね…//嬉しいっすよ、ほんとに。でもここじゃあれなんで、向こう行ったら…ね? (2014年12月27日 16時) (レス) id: 8967be9ffa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みりん。 | 作成日時:2013年10月31日 2時