妖精の尻尾のお姫様【グレイ】

第9話 エルザ ページ10

A「え……エル…ザ…？」



ミラ「あらあら」


A「み、ミラ！どうしよう！」



ミラ「歯をくいしばるしかないわね！」


A「そんなー…」



嘘でしょ…帰ってきてろくなことがない…それにエルザが帰ってくるって…



ルーシィ「どうしたのよ？」




ミラ「見てればわかるわよ」









エルザ「ん？A……?」



A「ひぃ！」



エルザ「Aじゃないか！」



エルザは私に気づき、近づいてきて私を抱きしめた鎧の体に



ガンッ



A「いひゃい(いたい)！」



エルザ「久しぶりだな！ご飯は食べてるか？ちゃんとお風呂に入っているか？」



など、生活習慣に必要なことを色々と質問してくる、もうこれ疲れた…




ルーシィ「どうしたのよエルザ」



ミラ「ふふっ、エルザはAに向かって過保護なのよ、だからああやってAがクエストから帰ってくると、いつも心配して質問してくるの」



ルーシィ「エルザが…過保護…」


ミラ「それにあの2人はAがギルドに入った時から一緒だから余計にかもね、あの過保護の重度さがAは怖いみたいなの」



ルーシィ「そういうことですか…」



流石にこの歳で頭洗ったり体洗ったりしてくれるエルザが私は怖いのです…エルザは好きなんだけどね…



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