妖精の尻尾のお姫様 Part13【FAIRY TAIL】

第377話 イクサツナギ ページ11

アーロ「ごばっ」



倒れたアーロックだが何故か笑う



ナツ「何がおかしいんだ」

アーロ「そなた等の負けだ…」

ナツ「？」

アーロ「我はこの日の為に自らの顔を焼いた それが代償だった！！
我は喜んで顔を焼いたぞ！！」

ナツ「何言ってんだオマエ」

アーロ「さあ…契約の闘神よ…代償の対価を払え！！
その力を我が為にふるえ！！イクサツナギ召喚！！」



アーロックが大きな声で叫ぶ



ルーシィ「何！？」

ハッピー「肌がピリピリする」

グレイ「これは…」

ジュビア「魔力の渦を感じます…」

A「っ！ねぇあそこ！」



Aが遠くを指差すとそこには空が闇に包まれ雲が渦巻いていた



ウェン「空気が変わった！？」

メアリー「おじい様の魔法だわ…うふふ
みんな死んじゃえみんな死んじゃえ」




信者「アーロック様の代償召喚魔法だ！！」

信者「うおーすげー」

エルザ「何事だ！？」

信者「うわ！！」

信者「ちょっアーロック様！！これじゃオレたちまで…」



空の渦の中心から巨大な足が出てくる



ルーシィ「足！？」

ハッピー「でかー」

グレイ「よけろ！！みんな潰されちまうぞ」



巨大な足がその辺りを踏みならす



ウェン「仲間まで…」

シャルル「ひどい…」



ナツ「おい！！よせっ！！仲間ごとやるつもりか」



ナツがそう叫んでアーロックの胸ぐらを掴むと
割れた仮面の隙間から焼けた顔が見えた



アーロ「これが浄化作戦だ
捧げる魂はアヴァタールの信者の信仰する心 街の人間などどうでもよい

ゼレフを信じんでゆく者の魂こそ究極の供物 それでこそゼレフは姿を現し我々を導いてくださる」

ナツ「てめえ…」

アーロ「ふはははははっ！！
闘神イクサツナギは誰にも止められん！！この場全ての命を奪いつくすまでなァ！！」



イクサツナギの巨大な顔が出てくる



「うわー」「逃げろー」「ひー」と信者達は逃げ行く



メアリー「あれ…まさかおじい様…私たちまで…あれ？」



全貌を現したイクサツナギ



グレイ「なんつーでかさだ！！」

A「何なの…コレ…」

エルザ「ヤクマ十八闘神の1人を召喚したというのか…」

ナツ「なんて奴等だ…
仲間を何とも思ってねえのかよ…許さねえ」





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