幕府のボディーガードさん3【銀魂】

第117訓-柳生篇-十七 ワレモノ注意 ページ17

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「腹立つんですけどォ すかしやがってホントムカつく奴らだよ！！あんな奴らに絶対お妙さんはやれんんん！！」

「いやアンタのものでもないですけど。」



近藤さんが木をガンガン蹴る。でもそれは仕方なかった。なんせこちらは完全に舐められているのだから。

”六体七“と柳生さんは言った。七はこちらで、柳生さん達の方は六人。このことを先程指摘したが、「六人でも勝てる」とはっきり言われた。

喧嘩となっては有利な方がいい。物事においても有利な方がいい。しかし、まぁ…なんというか、プライドというか、そーゆーもんが許さんような、でも有利な方がいいような……複雑や。



ムカつきからか、近藤さんは新八さんの股間に皿をつけた。




「もうムカつくからさァ こっちも大将むき出しでいこうぜ！丸出しって感じで！いつやられてもOK！みたいな！」

「OKじゃないスっよ！一発KOです そんなとこ！ってか僕が大将！？」

「そらそうや新八さん。私らは恒道館の門弟っちゅーことになっとるんやからな。」


「でももっと強い人の方がいいんじゃあ……」


「心配いらんぞ 新八君は俺が命を張って護る！色々話したいことあるしな！ウチに住むか俺がそっちに住むか……。」
「すいません誰か他の人にしてください！」


「それより皆はどこに皿をつけるんで？」




新八さんはチェンジを求めたが、沖田さんによって華麗なるスルーを決められた。




「土方さんは負けるつもりは一切ないんで眼球につけるらしいでさァ。」

「眼球えぐりだされてーのかてめーは。」

「グダグダ考えても割れる時は割れるんだよ。適当に貼っとけ適当に。………よし、俺はここにしよう。」

「だからなんで俺だァァァ！！」




沖田さんと銀時にいじられる土方さん。そっか、土方さんはいじられキャラなんやな。←




「銀ちゃーん！！Aーー！！私スゴい事考えたアル！足の裏 コレ歩いてたら見えなくね？スゴクネ？コレ？」




元気な声に呼ばれたと思ったら神楽さんが足の裏に皿をつけて、私たちに自慢していた。
でもそれで歩いたら割れるんやない？と思った矢先、神楽さんは足を下ろして皿を割ってしまった。




「痛っ〜 なんか踏んだアル。切れたアル、足。」

「ごまかしてんじゃねェェ！！お前何してんだァ！勝負始まる前に粉砕って！」


「どーすんのコレ！？」

「替えてもらったり出来るんやない？」

「ちょっと取り替えてこい！柳生の人に言って皿貰ってこい！」



「ちょっと待て。」




土方さんが制止の声をかけた。

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