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花五十六輪 ページ7

今日は僕と侑介、それから絵麻の学校、陽出高校の入学式!


一部の生徒で入学式の準備や保護者の案内をするために僕たち三人は学校に来ていた。


なんだけど…。


A「……何であずにぃが陽出高校の入学式にいるの?」


見たことがないくらいキチッとセットされた髪。きっとるいにぃにやってもらったんだろう。
普段滅多に着ることのないスラッと見えるスーツ。
普段着ともイベントで着るような衣装とも違って…大人って感じがしてめちゃくちゃかっこいい…。


梓「いや、僕も来るつもりはなかったんだけど…雅兄も京兄もかな兄も仕事だから、それで仕方なく保護者代わりとして」
侑介「はぁ?何言ってんだよ、あずにぃ。言ってることがさっぱりわかんねーよ」


こっちが質問しているのに、あずにぃはなぜか逆にキョトン、としているみたいで…。


梓「まさかとは思うけど…三人とも知らないの?」
絵麻「…えっと……な、なんのことでしょうか?」
梓「そうか…。あいつのことだからわざと言わなかったんだね。………なるほど、そうだったんだ」
A「…………?」


すると、絵麻がびっくりしている様子で、あ……あ、あ。と口をパクパクしている。なんか浜に打ち上げられた魚みたい←…なんかかわいい。

ふと周りを見てみると、校門の前の一台のタクシーにみんなが視線を送っていた。
ん?入学式にタクシー?
そして誰かが降りてくる。するとあたりからものすごい歓声があがった。


A「えっ、え、何!?何が起こったの!?」
梓「……来たみたいだね。A、落ち着いて」


僕の身長に合わせて、身を屈めるあずにぃが僕の耳元で囁いた。


梓「A、こういうことだよ。今はよく見えないけど、あそこにいるのは…Aの大好きな人だよ」
A「…………え…?」


そして、タクシーから降りてくるその人は…。


侑介「はぁっ!?ふ、風斗!?」


侑介のバカでかい声がその場に響く。


………風斗?


A「えぇっ!?風斗ぉっ!?」
絵麻「な……なんで風斗くんが…?」
風斗「…ふふっ…黙っててごめんね、Aねぇさん」


こっちに近づいてきた風斗はやっぱり陽出高校の制服を着ている。


風斗「今日から陽出高校に入学することになりました。朝日奈風斗です。よろしくお願いします、センパイ」

A・絵麻『ええぇぇぇええっ!?』

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のり - マレさん» ありがとうございます!1年近く更新していなかったのですが、読んでくれてる人がいたことに正直びっくりしています笑せめて完結させたかったので講義の合間に更新しますので気長に待っていてください! (2020年7月6日 17時) (レス) id: 7dd5afd3b5 (このIDを非表示/違反報告)
マレ(プロフ) - はじめまして!一気に読んじゃいました!!続き待ってます! (2020年7月4日 0時) (レス) id: dbfa7fe28a (このIDを非表示/違反報告)
のり(プロフ) - ゆこさん» 更新進んでいますかね笑ほとんどかいてないけどな頑張ります笑 (2018年1月17日 22時) (レス) id: 85da798f24 (このIDを非表示/違反報告)
ゆこ - あけおめ!甘い日々の方にコメント書いたので時間取れたらみて(^v^)♪ストーリー進んでる(*^_^*)♪続き楽しみだよ! (2018年1月17日 15時) (レス) id: 856b74be47 (このIDを非表示/違反報告)
のり(プロフ) - 更新できなくてすみませんでした!こんな私ですがこれからもよろしくお願いします。 (2017年9月27日 16時) (レス) id: 71985afbb4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:のり x他1人 | 作成日時:2016年3月6日 15時

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