花七十五輪 ページ26
祈織「A…A、起きて」
A「…んぅ……もぅ…ちょっと…」
祈織「ふふっ…かわいい寝顔は見ていたいけど、たまには早く起きたら?」
A「…ん……あれ?ここいおにぃの…部屋?」
あ、そうだった。
僕あのままいおにぃの部屋に泊まったんだっけ…。
なんか体が重いし、だるい…。でも今日学校か…行きたくないけど、しょうがないよね。
ーリビングー
A「ふわぁ〜…おはよ〜きょ〜にぃ〜お腹すいた〜」
要「うわ…おっきなあくび…きょーにぃは朝早くから出て行ったよ」
A「そうなの?じゃあご飯は?」
祈織「心配しなくて良いみたいだよ。早く食べよう」
そのとき、リビングのドアが開いた。
琉生「Aちゃん、ご飯…食べたらちぃちゃん、迎えに行こう」
入ってくるなりそんなことを言うるいにぃ。
A「え?でも今日学校((琉生『右京兄さんには…許可取った、から』…え?」
要「そうだね…女の子のことだから女の子がついてあげないと…行ってあげたら?」
A「……でも」
昨日の絵麻は僕にまったく反応してくれなかったし…とても話ができるとは思えない。
琉生「……信じて、Aちゃん…。ちいちゃんに、何があったのかはわからない…けど、きっと棗兄さんが、なんとかして…くれてる」
A「……わかった。絵麻のところ行くよ」
ー数時間後ー
A「……うーん…」
ジュリ「A!私達はいつになったらちぃに会えるのだ!?」
琉生「Aちゃん、頑張って」
呼び鈴とパーカーのポケットの中を僕の右手人差し指が交互に行き来する。
A「るいにぃ…やっぱり無理だよ…一緒に押そう?」
琉生「…うん。わかった」
ピンポーン
ガチャッ
棗「…琉生」
琉生「ちぃちゃん、迎えに来た」
棗「……だとよ、絵麻」
絵麻「すみません…私、みんなに迷惑かけてしまって…」
昨日とは売って変わって、ちゃんと話ができるみたい…。
それだけでも少し安心したよ。
何せ昨日は話しかけても返事どころか相づちもうってくれなかったから。
絵麻「…Aちゃんも…本当にごめんなさい」
A「ううん。いいよ、絵麻には何かしら理由があったってわかってるから」
絵麻「……ありがとう」
A「じゃあ…仲直りの、ハグッ!」
絵麻「きゃっ///Aちゃん…!?」
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のり - マレさん» ありがとうございます!1年近く更新していなかったのですが、読んでくれてる人がいたことに正直びっくりしています笑せめて完結させたかったので講義の合間に更新しますので気長に待っていてください! (2020年7月6日 17時) (レス) id: 7dd5afd3b5 (このIDを非表示/違反報告)
マレ(プロフ) - はじめまして!一気に読んじゃいました!!続き待ってます! (2020年7月4日 0時) (レス) id: dbfa7fe28a (このIDを非表示/違反報告)
のり(プロフ) - ゆこさん» 更新進んでいますかね笑ほとんどかいてないけどな頑張ります笑 (2018年1月17日 22時) (レス) id: 85da798f24 (このIDを非表示/違反報告)
ゆこ - あけおめ!甘い日々の方にコメント書いたので時間取れたらみて(^v^)♪ストーリー進んでる(*^_^*)♪続き楽しみだよ! (2018年1月17日 15時) (レス) id: 856b74be47 (このIDを非表示/違反報告)
のり(プロフ) - 更新できなくてすみませんでした!こんな私ですがこれからもよろしくお願いします。 (2017年9月27日 16時) (レス) id: 71985afbb4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:のり x他1人 | 作成日時:2016年3月6日 15時